アルキメデス「テコの原理」の証明
Wednesday, May 27th, 2009もう半年以上前に「ガモフによる『アルキメデスの原理』の証明」を書いた。例の「浮力」についての話だ。同じアルキメデスには、もうひとつ有名な「テコの原理」の証明の話がある。最近、武谷三男著「物理学入門 -力と運動―(上)」を読んでいて、この「テコの原理」の証明について書かれている部分を見つけた。「浮体の原理」だけでは、片手落ちだということで、この「テコの原理」の証明についてもメモしておくことにした。
もう半年以上前に「ガモフによる『アルキメデスの原理』の証明」を書いた。例の「浮力」についての話だ。同じアルキメデスには、もうひとつ有名な「テコの原理」の証明の話がある。最近、武谷三男著「物理学入門 -力と運動―(上)」を読んでいて、この「テコの原理」の証明について書かれている部分を見つけた。「浮体の原理」だけでは、片手落ちだということで、この「テコの原理」の証明についてもメモしておくことにした。
もう1年くらい前から「ガモフ全集」(白揚社)を少しずつ読んでいた。やっと、全12巻を読み終えた。実に40年も昔、私の学生時代に購入し、いつかは読もうと思っていたものをやっと読み終えたというところだ。全巻、読み終えて、自然科学を学ぶことの意味、そして技術文明のありかたについていろいろ考えさせられた。
昨日の日経(朝刊)に面白い記事を見つけた。「市況の法則」と題する連載記事(といっていいのかな?)で、シカゴの大豆先物が米大統領選挙のある年に高騰しているという話が紹介されている。昨年の暮れあたりまで大豆が高騰し、納豆の1パックあたりの量が減るなど我が家の家計にも影響したことは記憶に新しい。さて、本当に、米大統領選挙のおかげで大豆先物価格は高騰したのか?
1月17日の日経(夕刊)の「明日への話題」に、有馬朗人の「子供たちの理数力は高い」と題したコラムをみつけ読んでみた。高校生の子供を持つ親のひとりとして、私の実感とかなりかけ離れた見解だ。有馬朗人といえば、高名な物理学者、東大総長、そして文部大臣・科学技術庁長官を歴任した人物。日本の文部行政、そして科学技術行政に責任を持つべき立場の人だ。こうした人が、「子供たちの理数力」が高いと発言したのを見ると、いままでの「理数力」低下の議論は何だったのか?びっくりしてしまう。
新聞記事を整理していたら昨年12月25日付の日経(夕刊)に、最近、大雨・ゲリラ豪雨の頻度が高くなっているとの記事がでていた。確かに、ゲリラ豪雨に関するニュースをよく目にする。実感としてもそうだ。こうした現象、地球温暖化問題とのかかわりで議論されることが多い。議論することには異存ないのだが、こうした現象が起きると、すぐ地球温暖化と直接結びつけ「CO2削減」のキャンペーンに活用されることには、多少、抵抗がある。果たしてそうなのか?こうした気象現象に対して、我々はどのように望むべきなのだろうか?