総合病院から近所の公立病院に転院
April 22, 2025 – 2:36 pm5年前に悪性リンパ腫が再発して以来、治療(抗がん剤治療など)と経過観察をしていた地域で基幹病院となっている総合病院から自宅近くの公立病院に転院した。
最近は3か月に一度の採血検査と薬の処方をするくらいで、症状も安定していることから、遠方(車で40分程度)への通院が負担に感じていた。担当医にお願いして、紹介状を発行してもらって転院することにした次第。多少、その担当医、紹介状を出すことを躊躇していたようだが、なんとか紹介状を発行してくれた。
転院時に受け取った「紹介状」は、これまでの入院中に撮影したPET-CT画像、血液検査の記録、処方薬などを含むかなりの量の資料(CD上に記録)。この「紹介状」を転院先の病院に持ち込んだのだ。受付で、紹介扱いということで、それを渡すと、その資料、新たに担当してくれるお医者さんがスクリーン上で読みながら早速確認してくれていた。
紹介状として送られた診療記録(カルテ)が新しく面倒をかける病院でどのように取り扱われるのか若干心配もしたのだが、なんとか活用できるような仕組みになっているようだ。CDの持ち込みというようなアナログなデータの持ち込みというものであっても、それなりにきちんと病院間で共有されるかたちで活用されるようになっているのには、最近の情報システムの進歩を感じたところだ。
もっと進んで、患者の権利として、自身の診療記録(カルテ)がマイナンバーを通じて共有できる仕組みになっていれば、医師に気をつかうことなく、病院を変更することも自由にできるのではないかと感じた。