抗がん剤治療、そろそろ一段落かな?

December 28, 2020 – 3:49 pm

以前書いたように7月から悪性リンパ腫治療のための化学療法を受けている。

予定されていた6クルーの抗ガン剤投与は11月半ばで、ひとまず、終了。今後、どのような治療を行うか検討することになる。今後の治療内容を決めるのに、血液検査さらにはPET/CT検査を行うことになる。

私の楽天的なみたてでは、これまでの半年の治療により完全寛解状態になっており、今後は経過観察として3か月あるいは6か月に一度の外来診療に移行することになる。今回行った化学療法の2クルー目終了後2週間経過した時点で、治療前にみられた腫瘤はほぼ消えていることなどを考えると、抗がん剤治療はかなり効果的だったように思う。

以下、一つの区切りとして、これまで半年の治療の内容と経過について簡単にまとめておいた:

化学療法の概要
マントル細胞リンパ腫(MCL)の治療として、以下の化学療法を受けた:

  • 抗腫瘍薬トレアキシン(ベンダムスチン)と抗CD20抗体リツキシマブを併用。
  • 2日間の薬剤投与を1サイクルとし、全6サイクルで4週間おきに実施:
    • 1日目:リツキシマブとトレアキシンをそれぞれ点滴投与
    • 2日目:トレアキシン点滴投与

1サイクル目の投薬にあたっては、投薬後の経過を観察するため、10日間にわって入院。2サイクル目以降は、外来での治療を受けた。

投薬時の経過など

  • 1サイクル目のリツキシマブ投与後、インフュージョン・リアクション(発心)が発生
    リツキシマブなど分子標的薬に多くみられる過敏性反応
  • 2サイクル終了後2週目ごろに、治療開始時に鼠径部にあった5cm程度の腫瘤が消える
  • 1~5サイクルの投薬期間においては、脱毛など抗癌剤に特有の副作用はなかったが、投薬後1週間程度は便秘症状などがあった。
  • 6サイクル目の投薬の前後に、微熱、腹痛、下痢などの症状が続いた。原因は、サイトメガロウィルスと診断され、バリキサ錠450mgを服用で2日程度で症状が緩和。3週間にわたって服用

  


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