福島第一事故調の委員長、畑村洋太郎教授の「失敗学」
June 10, 2011 – 10:16 pm福島第一の事故調査委員会の初会合が7日に開かれた。日経の記事(6月7 日web刊)ではつぎのようになっている。以下、抜粋:
東京電力福島第1原発事故で、事故原因や法規制のあり方などを検証する第三者機関「事故調査・検証委員会」(委員長・畑村洋太郎東大名誉教授)の初会合が7日、東京都内で開かれた。年内に中間報告をとりまとめた上で、来年夏までに最終報告をまとめる方針。
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畑村委員長は「原子力は危険なもの。安全とされてきたことは間違いと思っている」と述べ、可能であれば6月中にも福島第1原発への現地視察を行う意向を示した。また、「原因究明の動作ができなくなってしまう」として責任追及は目的としないと名言。「国民や世界の人々が持っている疑問に答え、100年後の評価に耐えられるものにしたい」と語った。