自宅サーバー構築・覚書きリスト

September 5, 2011 – 10:50 am

 自宅サーバーを立ち上げほぼ4年間が経過した。この間、メンテナンスのための中断、今年3月の大震災時の停電による中断を除くと、24時間運転で、自宅サーバーを動作することができた。
 自宅サーバーに用いていたPCは、8年前に購入していたM/Bに5年前にPentium4を搭載し組み立てたものだ。そろそろ更新する時期が近づいてきたということで検討してきた。
 新たな物理サーバー(CPU:iCore 7) 上に、これまで使ってきたCentOSに代えてScientific Linux 6(64ビット)をOSをのせた新システムを構築した。
 旧サーバー上の機能の新サーバー上に移行するため、これまでに自宅サーバー運用についてのブログ記事を見直すことにし、このため「自宅サーバー構築に係わるブログ記事リスト」を作成した。 (続きを読む)



福島第一事故と「(原子力の)専門家」(平川克美氏の議論)

August 17, 2011 – 10:57 pm

 8月16日付け東京新聞(総合版)の文化欄に、平川克美氏による「お金で買った安全神話」なる解説記事がでていた。

 この記事において、平川氏は、「本来ステークスホルダー(利害関係者)であってはならない専門家が、(原子力分野においては、)いつの間にかステークホルダーになっている」とし、福島第一事故においてメディアに登場した「専門家の意見が分断されていた理由のひとつがここに起因していた」という議論を展開している。そして、その背景に、安全神話を作るための使われた大量のお金により生じた「利権」がある、という。

 この平川氏の議論、かなり乱暴で、一面的ではないかとの印象を持った。多少うがった言い方をすれば、福島第一事故の発生した今、原子炉の安全神話さえ批判しておけば、議論が多少乱暴で、緻密さを欠いていても、すんなり世間に受け入れられる、という印象すら持った。

 こうした傾向、福島第一事故後のひとつの世相を反映しているのであろう。その典型として平川氏の議論があるのでは、と考えたのである。メモしておくことにした。 (続きを読む)



PCの組み立て:クライアント用Windows7マシン

August 16, 2011 – 12:41 am

 家族が使っていたPC(HP-dx2000ST)、最近、苦しそうにCPUファンの音を高くするようになってきた。特に、YouTubeなどで動画を見るときは今にも壊れそうな感じすらする。そこでCPUをCore i5とするパワーのあるPCを組み立てて、リプレースした。

 今回、組み立てたPCの構成、購入したパーツの価格などについてメモしておいた。 (続きを読む)



福島第一事故についての原子力学会シンポジウムにでかけてきた

August 7, 2011 – 1:00 pm

 私の住む茨城県東海村で、原子力学会主催「福島第一原子力発電所事故と原子力安全に関するシンポジウム」が開催された。原子力の専門家のあいだで、今回の原発事故がどのように議論されているかを知りたくて、参加してきた。
 ひとことで感想を述べさせていただくと、原子力の未来をどうするか深刻に考えねばならない大事故を経験したにしては、なんともノンキで脳天気な議論が行われていることに驚きすら感じた。 (続きを読む)



福島第一事故による放射線被曝をどう考えればいいか(その7)

August 5, 2011 – 10:59 pm

 原子力事故による放射線被曝を考えるうえで、事故発生直後の被曝のフェーズと、これに続く慢性的な放射能汚染による放射線被曝を受けるフェーズとを分けて考えることが必要だ。ここでは、後者の慢性的な放射線汚染による被曝について、事故発生直後に、私が、考えたことをメモしておいた。 (続きを読む)