デジタルとアナログ―国領二郎の議論を読んで

March 13, 2009 – 1:22 pm

先週の水曜日から日経の解説記事(やさしい経済学-経営学のフロンティア)で、国領二郎・慶大学教授による「IT時代の組織と情報戦略」が連載されている。この解説記事、IT技術の社会的な影響を考えるうえで参考になると思った。記事では、IT技術のポジティブな側面が強調されているが、私にとっては、なにかモヤモヤしたものが残る。モヤモヤした感じをそのまま書いてみた。

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佐藤愛子の著作と教科書・入試問題

March 11, 2009 – 10:30 am

数日前に「大学の入試問題って難しいんだ!」というタイトルで記事を書いた。同じような話が佐藤愛子のエッセイにもでていた。佐藤愛子の著作が、中学・高校の教科書とか入試問題につかわれたが、この著作に付随している設問が著者自身では解けないという話だ。文学作品というものはどのように味わうべきものなのか、結構、面白い話と思ってメモしておいた。

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医療分野のIT化と真の医療のありかたについて

March 10, 2009 – 4:35 pm

昨日(3月9日)の日経に「レセプト完全電子化を後退させるな」と銘打った社説がでていた。この社説では、医療分野のIT化を進め、医療の効率化を進めることが重要とし、とりわけ診療報酬の明細書(レセプト)の電子化は医療制度改革の柱と主張している。この主張、ちょっと読むともっともらしくみえる。しかし、主張の根底に、本来の医療のあるべき姿を十分に理解していない危うさを感じる。

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風力・向データの欠けた天気図

March 10, 2009 – 1:26 pm

昨日(3月9日)の夕刊そして今朝の朝刊の天気図に風力・向データ情報のない天気図が掲載されていた。これは、気象情報を民間気象会社や報道機関などに配信する「気象業務支援センター」の計算機のシステム障害のため、この間の気象データを反映できなかったことによるという。こういう障害が発生すると、現代社会の計算機システムへの依存の大きさをあらためて知ることになる。

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HP-dx2000STの修理完了

March 8, 2009 – 9:30 pm

我が家のHP社製パソコンの故障について、このブログで「我が家のWindowsマシン故障と修理の顛末記」、「パソコンの寿命」の二つの記事を書いている。故障の原因は、CPUクーラーの留め具(リテンション)の爪が破損したことにあり、接着剤をつかった応急処置をした旨書いた。幸いにも、PCショップで購入したSocket478マザーボードのリテンションで問題なく修理できた。メモしておく。

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