素人的経済観測: 「日本株高値圏、長期保有が肝心」なんだ

January 26, 2024 – 1:45 pm

日経平均は2,3日前に36,000円の大台を超えた。このところ急騰した株価どこに行くかと思っていたところ、今日午前の終わり値は401円安の35,835円になっている。

素人的には急速に上がりすぎたので、ここらで下がるのが自然で、この辺りを上値と見て「利益確定」に走るのが順当ではないかと感じている。

ところが、今日の日経電子版に、「上値売り」というのはよくないという解説記事がでていた。

この解説記事「日本株高値圏、長期保有が肝心 「上値売り」恩恵少なく」というもの。いままで株式取引でいい目にあってない我が身にとっては反省材料になるのではと思って真剣に読んでみた。

この記事のリード文を以下に転載:

日経平均株価がバブル経済以来約34年ぶりの高値圏で推移している。「上昇は一時的」と考えて売却に動く個人投資家は多い。しかし投資判断をする際に重要なのは、長期的にみた日本株の実力の変化を知っておくことだ。


長期的にみて日本株の実力は上昇しており、日経平均が36,000円超えも適正水準の範囲にあることから、今が売り時と考えるのは拙速とされている。

日経平均株価の適正水準を1株利益から株価収益率(PER)の14~16倍の範囲として考えると下図のようになるという:

この図でみられるように、1989年のバブル時の適正水準は10,000円程度だったのにも関わらず、日経平均株価は4万円弱で日本経済の実力から大きく逸脱したものになっていたという。割高だった株価は、2010~2012年前後に適正な水準に戻り、適正な水準で上昇するようになったという。

この議論が正しいということになると、36,000円超えの日経平均は適正な水準の範囲にあるので、将来の上昇に期待し、持ち続けることがよろしいということになる。

さあ、どうしよう。
 


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