Archive for January, 2009



国民健康保険制度はどこへ行く?

Thursday, January 22nd, 2009

先週、国民健康保険料を滞納する世帯が過去最高の453万世帯にのぼり、加入世帯に占める割合は、平成20年6月1日時点で、20.9%で過去最悪になったことが報道された。大変な事態だ。このブログでも、「国民健康保険の税額はどうやって算出される?」で、この制度について考えたことがある。昨年12月14日付けの日経(朝刊)に関連するデータが掲載されているのを見かけたのでメモしておいた。

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「子供たちの理数力は高い」って本当?

Monday, January 19th, 2009

1月17日の日経(夕刊)の「明日への話題」に、有馬朗人の「子供たちの理数力は高い」と題したコラムをみつけ読んでみた。高校生の子供を持つ親のひとりとして、私の実感とかなりかけ離れた見解だ。有馬朗人といえば、高名な物理学者、東大総長、そして文部大臣・科学技術庁長官を歴任した人物。日本の文部行政、そして科学技術行政に責任を持つべき立場の人だ。こうした人が、「子供たちの理数力」が高いと発言したのを見ると、いままでの「理数力」低下の議論は何だったのか?びっくりしてしまう。

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ゲリラ豪雨の原因は地球温暖化?それとも自然変動?

Monday, January 19th, 2009

e382b2e383aae383a9e8b1aae99ba8新聞記事を整理していたら昨年12月25日付の日経(夕刊)に、最近、大雨・ゲリラ豪雨の頻度が高くなっているとの記事がでていた。確かに、ゲリラ豪雨に関するニュースをよく目にする。実感としてもそうだ。こうした現象、地球温暖化問題とのかかわりで議論されることが多い。議論することには異存ないのだが、こうした現象が起きると、すぐ地球温暖化と直接結びつけ「CO2削減」のキャンペーンに活用されることには、多少、抵抗がある。果たしてそうなのか?こうした気象現象に対して、我々はどのように望むべきなのだろうか?

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E.シュレディンガー「生命とは何か -物理的にみた生細胞-」を読んでみた

Wednesday, January 14th, 2009

本棚には、私の学生時代(30~40年前)に購入し、もはや「古書」の範疇の本が多数ある。整理しようと自作の「蔵書管理システム」の構築を進めている。このブログで進捗状況について書いてきたところだ。(例えば、ここ。その他一連の記事)この「古書」のなかに、「生命とは何か -物理的にみた生細胞-」が見つかった。開いてみると、ところどころ線が引かれているとか、簡単な書き込みも見受けられる。読んだことはありそうだ。しかし、ほとんど記憶にない。あらためて読んでみることにした。これが実にすばらしかった。

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電子辞書の「前頭葉機能検査」って意味があるのかな?

Monday, January 12th, 2009

娘の電子辞書(Sharp製Papyrus)に「脳を鍛える大人の計算ドリル」というのがあった。そのなかに、前頭葉機能検査ということで、「カウンティング」と「単語記憶テスト」のふたつのゲーム(?)がある。このゲームで継続的に訓練を続けると、老人のボケ防止になるらしい。「単語記憶テスト」をやってみた。実に、30単語のうち4つの単語しか記憶できないという惨憺たる結果だった。娘がやると、実に、20単語くらい記憶できる。いよいよ老人のボケが始まったかと心配になってしまった。

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