蔵書管理システムを作成してみた
September 17, 2008 – 12:35 pmこれまで、「還暦から始める動的Webサイト構築」ということでPHP、MySQLについて学習してきた。MySQL(2)で我が家の蔵書データベースを、そしてMySQL(3)では簡単なData入力フォームを作成してきたところだ。データベースの形が整ってきたところで、Webアプリケーションとしての蔵書管理システムを作成してみることにした。
蔵書管理システムの概要: まず、今回作成した蔵書管理システムの概要を紹介してみよう。このシステム、次の4つのWebページから構成されている;
・ 「蔵書検索」用ページ
・ 「検索結果一覧」表示用ページ
・ 「図書データベース修正・更新」用ページ
・ 「新規図書登録」用ページ
「蔵書検索」用ページ: 書籍の[タイトル]、[著者名]、書籍が置かれている[書架番号]をキーとして蔵書を検索することができる。また、検索された図書の一覧を表示するにあたって1ページあたりの表示件数を選択することができる。「タイトル」、「著者名」欄に入力したストリングを含む書籍が検索され、下図の例では、タイトル欄に入力した「物理」をタイトルに含む書籍が検索の対象とされる。
「検索結果一覧」表示用ページ: 上記した「蔵書検索」ページの「検索開始」ボタンを押下すると、検索書籍の一覧のページが表示される。下図は、検索結果の2ページ目である。この図の左上には、検索該当数が43件、そして画面上に表示されているのが全体で5ページの3ページ目であることが示されている。一覧の下部には、ページ変更用ボタンを配置している。
検索結果一覧表左端の番号をクリックすると該当する書籍データを更新・修正するためのページが開かれる。ここで、書籍が置かれている書架番号の変更、あるいはタイトル、著者などの書籍データの修正を行うことができる。
「図書データベース修正・更新」用ページ: 検索結果一覧で示された図書検索番号「24」をクリックすると、該当する書籍の修正・更新用ページが表示される。この修正・更新用ページには、「更新・修正」、「データ削除」ボタンが配置されている。後者の「データ削除」ボタンを押下すると該当する書籍レコードはデータベースから完全に削除される。
書籍が置かれている書架番号の変更あるいはタイトル、著者などの修正は、このページ上に現れたフォーム窓に示された個別の書籍データを画面上で変更した後、「更新・修正」ボタンを押下することにより実行される。下図に、更新・修正処理が終了された後のページを示している。
「新規図書登録」用ページ: 蔵書データベースを維持するためには、前項の修正・更新用ページに加えて、新規に購入した書籍の登録することが必要だ。「新規図書登録」用ページは、これを行うためのページだ。
このページのフォーム窓に書籍データを入力した後、「登録」ボタンを押下すると、該当する書籍が蔵書データベースに登録され、このページは次のように変更される。
蔵書管理システムは役にたつ?: ここで紹介した蔵書管理システムで、ひとまず、我が家の蔵書の管理操作が可能になったように思える。しかし、前のブログ記事にも書いたが、我が家の蔵書、家族全体で2,000冊を超えるようだ。実際には、どの程度の書籍が家のなかにあるのか正確には数えたことは無い。一つずつ書籍を登録して行くと、家のなかに「散乱状態」にある書籍が次々と現れる。ひょっとしたら3,000冊に達するかもしれない。蔵書目録を作る程度の意味があるのかもしれない。気長に蔵書の登録をすることにしよう。
システム構築に参考になったサイト:
今から始めるMySQL入門
特に、このシリーズの第6回(DAOパターンですっきりコーディング)、第7回(DTO・DAOパターンのメリットを体験しよう)は非常に参考になった。
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