Tag Archeve for the ‘がん治療’ Category
Thursday, June 11th, 2020
15年前に治療を終えたリンパ腫が再発した。
難しい病気であり、再発の可能性はゼロではないと思っていたが、さすがに完全寛解から15年間なにもなく過ごしたので、それなりにショックである。
2週間前に脚付け根あたりに「しこり」があることに気づき、近所の行きつけの病院で受診した。この「しこり」の正体を見極めるためにCT撮影を撮ったところ、リンパ腫であるこことが濃厚との判断になった。
それを受け、半年ごとの経過観察をしていただくことにしている血液内科のお医者さんに診断をしていただいたところ、「しこり」はほぼ確実にリンパ腫であるとの診断を受けた次第。
今後、患部の生検、PETなどの検査を行い、抗がん剤治療を開始する。
15年前の治療は、60歳前の治療ということで、かなり強力な抗がん剤治療を行なったが、今回の治療は70歳を超える年齢、そして以前に受けた強力な治療の影響もあり、そうは強い治療を行うことはできないようだ。ただ、この15年という月日の経過で治療方法もそれなりに進歩しているようだ。期待したい。
15年前の治療では、「病気になっても病人にならない」なんてスローガンで頑張った。今回も、同じスローガンで病に立ち向かおうと思っているところだ。
Posted in 読書・読後感, 身の回り・時事・雑感他 | No Comments »
Sunday, December 15th, 2019
今朝の日経朝刊(12月15日付)に「がんになっても働く」とタイトルされた記事がでていた。
記事の主張するところは、たとえがんになっても働くことに積極的であって欲しい。そして、がん患者を雇用する事業者側は働きやすい職場環境を整備すべしということのようだ。
私は、丁度、15年前にがんを発症した経験を持っている。発症した段階では、ステージ4という状態であったが、未だに元気に過ごしている。ガン患者といっても、今は、半年に一度の「経過観察」のための診察を受けるくらいだ。
がん患者の立場から、この新聞記事にいろいろ思うところがある。 (続きを読む)
Posted in 気になったニュース, 生活・税金・年金・社会 | No Comments »
Friday, October 4th, 2019
ガンで入院治療を受け退院してから約14年が経過した。
今週のはじめ、経過観察のための診察を受けたところだ。この経過観察、半年に一度のペース。以前は、年4回のペースだったが、数年前から、半年に一度のペースになっている。
経過観察での診察の中身は、血液検査と主治医の先生による触診、ここで私の日常的な健康状態を報告させていただいている。この診察に加えて、入院時に胸に埋め込んだ点滴用リザーバーの「掃除」を看護士さんにしてもらっている。
経過観察の診察は、いつまで続ける必要があるのか、そろそろ終わりにしてもいいのではと思っているところだ。 (続きを読む)
Posted in 身の回り・時事・雑感他 | No Comments »
Thursday, April 27th, 2017
今朝の日経朝刊(2017年4月27日付)の一面に「高齢者のがん治療に指針 厚労省、抗がん剤に頼らぬ選択肢」と題する記事がでていた。
がん患者である私にとっては、特に注目したいニュースだ。
私の場合、12年前に抗がん剤治療を受け、その後、経過観察以外は特別な医療措置を受けることなく、元気にすごしている。ただ、そろそろ70歳超えの高齢者になる身としては、万一「再発」なんて事態になると抗がん剤治療を保険適用の枠組みでは受けることができなくなるのでは、なんて多少心配にもなる (続きを読む)
Posted in 身の回り・時事・雑感他 | No Comments »
3年前の「生きる力」に続いて、今回、この「闘う力」を読んだ。
前回の「生きる力」は食道ガンの陽子線による治療について書かれていた。今回は、その治療にもかかわらず再発したがんを抗がん剤中心の治療により克服した経験について書かれている
私自身、血液系のガンを抗がん剤治療で克服した経験を持っており、著者による抗がん剤治療の苦しみ、副作用の実態についての記述に共感し、興味深く読ませてもらった。 (続きを読む)
Posted in 読書・読後感 | No Comments »