気になったニュース: 社民党分裂、旧社会党事実上消滅!?
November 15, 2020 – 2:01 pm今朝の日経(11/15日付)に、「社民分裂、立民と合流へ」とう小さな記事があった。
記事のリード文は以下(転載):
社民党は14日、都内で臨時党大会を開いた。一部の国会議員や地方組織が立憲民主党に合流することを容認する議案を可決した。福島瑞穂党首は党残留を表明した。「55年体制」の一翼を担った社会党の系譜を継ぐ社民党は事実上、分裂する。
社民党は、かっての日本社会党の成れの果て。この日本社会党は、良し悪しは別として、野党第一党として日本の左翼勢力、働くものの利益を代表していた。
この日本社会党が没落し、今回、実質的に消滅してしまうなんて想像すらしていなかった。
日本社会党の変遷を見ると、自民党の口車に乗って、村山富市社会党委員長を首相とす自社政権を作ったあたりが曲がり角であったように思う。社会党の存在意義であった、政権への批判勢力を代表する立場を放棄してしまったら存在意義なんてない。没落してあたりまえとの印象だ。
2009年に民主党と連立政権を組んだ。このとき党首の福島瑞穂が国務大臣(消費者庁長官?)になり、やたらにはしゃいでいたのが印象的だったのを覚えている。
1996年に、社民党と名称を変えてからは、没落の一途をたどっていったが、遂に、実質的に消滅ということになってしまったのには、支持者でもなかったとしても、多少は残念な思いがする。
ま、どうでもいい話かな。