ローカル5Gの進展に注目!

November 14, 2020 – 11:20 am

今朝の日経(11/14付け)に「東芝、工場内に5G整備 22年度にも支援サービス」との記事があった。

携帯キャリア向け5Gに話題が集中しているような感じがするが、この記事のなかで紹介sあれている「ローカル5G」はもっと注目すべきものではないかと感じている。

日経記事のリード文を以下(転載):

東芝は2022年度にも、企業が工場などに次世代通信規格「5G」を導入するための支援サービスに乗り出す。OKIも20年12月に同様の事業を始める。5Gを使うと生産設備などの情報を大量に素早く集められ、工程分析などに使える。導入支援サービスが相次ぐことで、自前での導入が難しい中小企業も5Gを使いやすくなる。


ローカル5Gは、携帯電話事業者でない企業や自治体が、自らの建物や敷地内限定で5Gを活用できる新たな仕組み。免許取得後総務省から割り当てられた専用の5G電波を利用できる(日経電子版2019/12/25付)ものだ。

このローカル5Gにより、5Gの高速・大容量、低遅延の利点を生かし、個々の事業所あるいは地方自治が、それぞれ独自の通信ネットワークを構築することができる。無線技術により光ファイバを張り巡らす必要もないという利点もある。

しかし、ローカル5Gを活用するには専用の電波の割り当てのための免許を取得しなければならないが、そのためには電波環境を計測して必要な設備を整える必要があり、それなりにハードルが高いようだ。

冒頭の日経記事はこうしたローカル5G導入を支援する東芝の事業展開を紹介したものだ。東芝にかぎらず、各社がこうした導入支援事業を展開している。

期待してもよさそうだが、いかがだろう。


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