中国・四川大地震と「一人っ子政策」

May 27, 2008 – 1:22 pm

四川大地震の惨禍を通じて、中国の一般庶民のさまざまな生活の様子を知ることになった。今日のIHT(International Herald Tribune)の記事には考えさせられた。この記事は、「震災被害者の両親に対して、一人っ子政策適用を除外」といったものだ。中国にとって、人口増加問題は大きな課題だとは知っていたが、未だに「一人っ子政策」が続けられていることを、再認識することになった。

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新型の太陽電池が開発される?

May 25, 2008 – 1:45 pm

今日(25日)の日経朝刊一面に、新型の太陽電池が開発されるとの記事がでていた。我が家も太陽光発電を検討してみたことがある(ここ)が、何分、設置費用が高くて、決断には至っていない。新型太陽電池は、従来のシリコン型よりかなり安くできるようだ。

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イタリア 原子力政策を転換?

May 24, 2008 – 11:36 am

IHT(International Herald Tribune)のHP(5月22日付けの記事)にイタリアの原子力政策が転換されそうとの記事を見つけた。今年の1月には、やはりIHTの記事で英国の労働党政権が、新規の原子力発電所建設に前向きな政策を取るとの報道があったところだ(当ブログ「地球温暖化問題と英国原子力政策」に関連記事)。このイタリアの動き、チェルノヴイリ事故以来、原子力発電に反対の空気の強かったEU諸国が、徐々に、エネルギー源としての原子力に回帰するサインなのだろうか。

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高木仁三郎が警告した巨大科学技術文明の抱える問題とは

May 21, 2008 – 10:55 pm

我が家の本棚に、高木仁三郎の「プルトニウムの恐怖」があった。この本が発行されたのは1981年だ。その2年前、1979年にはTMI事故が発生しており、原子力に反対する機運が高まった頃に発行された書だ。30年経った今、米国では、新規に多数の原子力発電所の建設が計画されようとしている。我が国の原子力反対運動の中心にいた高木仁三郎は何を主張していたのか、改めて読み直してみることにした。

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国立大授業料を私大と同レベルにする?

May 21, 2008 – 12:10 pm

今日の朝刊を見ると、19日の財政制度等審議会で、「『国立大の授業料を私大並みに上げるなどすれば五千二百億円が浮く』と、(教育)予算増とは逆に一段の効率化が可能との試算を公表」との記事を見つけた。我が子、今年、高校に入学したところで、そろそろ大学入学の費用を考えておかねばと思っていた矢先で、私にとっては、結構、重要な話だ。カネ勘定だけで、教育を考えられたらたまらない。

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