なるほど、これからのトレンドは「リセッショニスタ」なんだ!

January 22, 2009 – 7:13 pm

去年の暮れからの金融危機、瞬く間に、世の中の風向きが変わってきた。世界恐慌の再来だとか、いろいろ暗い話が多くなってきている。そんな風潮を反映した新しい言葉がでてきた、「リセッショニスタ」だ。この話、日本でなく、アメリカの話し。そのうち、日本でもはやるかもしれないと思った。昨年12月28日付け日経(朝刊)の「倹約かっこいい 米国流の消費、景気後退で変化」なる記事にでていた話だ。

米国のライフスタイル変化: 金融危機でアメリカのライフスタイルが変化してきたらしい。不景気になれば、生活の仕方が変わってくるのは当然だ。しかし、2002年のITバルブ崩壊のときには、こんな話は聴かなかったような気がする。この日経記事のリード文は次のようなもの:

 景気後退の影響が広がる米国社会で、倹約志向が高まりつつある。借金を重ねてモノを買い続けるという旧来のライフスタイルを見直し、カネをかけずとも、楽しく豊に暮らす知恵に注目が集まっている。身の丈まで縮まってきた消費の現場を追った。

一言でいうと、「カネをかけずに楽しく暮らす法―アメリカ版」のルポというところだ。

リセッショニスタ: この記事によると、「リセッショニスタ」と呼ばれる人がアメリカで増加しているらしい。この言葉、「ファッショニスタ(ファッションに敏感な人)」と「リセッション(景気後退)」を組み合わせた造語で、「スタイルを失わずに不況を乗り切る人」という意味になるらしい。カネをつかわないで、これまでと同様にファッションに敏感で、豊かに暮らそうということらしい。

その方法、有名デザイナーの服のサンプル品を格安で買ったり、中古品専門店で購入したりしながら節約を図る。それに、新聞のチラシに目を通したり、インターネットで価格情報に気をつけたりしながら買い物をしたりと、アメリカ人も、「賢い消費者」生活に目覚めたというところか。「賢い消費者」になるには、かなりの工夫が必要だ。

目指すは「豊かな清貧生活」: 私自身の生活を考えてみると、すでに年金生活に突入。金融危機下で景気後退局面であろうとなかろうと、すでに倹約生活のなかにある。こうした倹約生活が「かっこいい」といわれる社会は、どちらかというと歓迎するものだ。「私はリセッショニスタです」なんて、言いながら、『豊かな清貧生活』をめざすことにしよう。さあ、工夫だ、工夫だ。

それにしても、アメリカ人でさえ、ライフスタイルが変わって行くということは、大量消費を前提とする資本主義社会も大きく変化する予兆かもしれない。


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