気になったニュース: ヨーグルト消費増で脱脂粉乳の輸入枠拡大

May 26, 2017 – 6:56 pm

今朝(2017年5月26日)のTBSラジオ森本毅朗スタンバイで、ヨーグルトの原料である脱脂粉乳の輸入枠拡大というニュースが報じられていた。

農水省はヨーグルトの原料となる脱脂粉乳が今後不足する恐れがあるとして今年度の脱脂粉乳の輸入枠を2倍以上に増やすと発表しました。

ヨーグルトを「大量に消費」する我が家にとっては注目したい話題だ。

日経(26日付朝刊でもこのニュースを取り扱っていた。ここでは上掲のTBSラジオニュースの記事内容に加えてヨーグルトの消費動向についても述べられている:

国内の食品市場では目下、免疫力が強化できる明治の「R-1」や、内臓脂肪を減らす雪印メグミルクの「恵ガゼリ菌SP株ヨーグルト」など飲食効果をうたったヨーグルトの販売が好調。その結果、3月末の脱脂粉乳の国内在庫は4万8千トンと前年同期より15%減ったという。

スーパではヨーグルト安売り日も
我が家の近所のスーパーでは、毎週金曜日はヨーグルトの全商品が3割引きの安売り日になる。今日がその安売り日。1週間で我が家で消費するヨーグルトをまとめ買いをしてきたところだ。

毎週、安売り日はスーパのヨーグルト売り場は安売りをめがけて結構混雑する。この様子からみても、確かに、ヨーグルトの消費量が増えているように思う。

上掲の日経記事にでていた明治の「R-1」は高価な製品。こんな高価なヨーグルトは我が家にとっては購入対象外。しかし、スーパの陳列棚には「大量」にこれが並び、かなりの売れ行きのようだ。健康食品として人気の高い商品で、高額でも売れ行きが良いということなのだろう。

脱脂粉乳がヨーグルトの原料だなんて知らなかった
脱脂粉乳がヨーグルトの原料というのは知らなかった。

脱脂粉乳といえば、我々の世代では、小学校の給食の味のない飲み物。コーヒー味にした脱脂粉乳を思い出す。脱脂粉乳の入った大きなドラム缶が小学校の給食室にあったように記憶している。ともあれ、子供の時にお世話になった脱脂粉乳に、今、再びお世話になっている。

それはそうとして、市販のヨーグルトのなかには、「脂肪0」という製品がある。低カロリーを狙った商品とは思うが、脂肪がないだけに味は今一つだ。ヨーグルトの原料が脱脂粉乳ということなら、「脂肪0」が標準なのでは?。いつも購入する「脂肪あり」のヨーグルトの脂肪はどこで加えられるのか?脱脂粉乳に脂肪を添加するのはどの段階なんだろうなんて、どうでもいい話を考えてしまう。

よく理解できない乳製品の輸入枠制度
それにしても、乳製品に輸入枠制度というのは、よくわからない仕組みだ。

毎年、暮れになると品不足になるバターでもこの仕組みが原因と聞いたことがある。我が国の酪農家の保護政策の一環なのかもしれない。

輸入枠制度の詳細を一度調べてみたいなんて思ったりもした。
 


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