気になったニュース: 自公の参院選大敗でも円の買戻し?

July 21, 2025 – 8:21 am

参院選は予想通りの自公与党の歴史的大敗となった。

この結果を受け、為替がどのように変化をするか気になっていたが、意外にも円が買い戻され小幅ながら上昇したという。野党すべてが主張した消費税減税の流れが日本財政にネガティブな効果を及ぼし、私の恐れるハイパーインフレを引き起こすのではと危惧していた。

日経電子版(7/21 7:00配信)に、「円、1ドル147円台後半に小幅上昇 参院選の結果受け買い戻し」に参院選の結果が壊滅的な与党敗北ということにならなかったとの判断から、早朝の円相場は右図のように買い戻しされたという。ちょっと安心ということなのか。

日経記事のリード文を以下に転載する:

21日のオセアニア外国為替市場で円が対ドルで上昇し、一時1ドル=147円台後半を付けた。前週末のニューヨーク市場は148円80〜90銭で取引を終えており、前週末から1円ほど円高に振れる場面があった。20日投開票の参院選で自民・公明の与党が改選過半数を下回った一方、警戒したほどの大敗ではないとの見方から円を買い戻す動きが広がった。

この日経記事では、与党の「過半数割れは織り込み済み」で「野党が訴える拡張的な財政政策が成立する可能性は想定ほど高くない」との観測から、上述したような為替変動になったと書かれている。

今日は、祭日のため、我が国の市場は開かれていないので、株式の動向などについてもどう動くか変化を見極めねばならないところだ。

恐るべきハイパーインフレへの道は、未だ、なくなったとは言えない。
 


Post a Comment