小学校児童の集団登校・集合場所
May 18, 2019 – 1:58 pm我が家、小学校児童の集団登校とのかかわりで近所と問題を抱えていた。近隣の住民間の付き合い・関係をどう保つべきか、その難しさには、正直、困惑していた。
そんななか、児童の小学校の先生そして保護者の努力により、トラブルを解決することができた。ホッとしているところだ。先生、保護者の皆さんに、感謝だ。
今回の「紛争」が決着したところで、いままでの経緯も含めて簡単にメモを残しておくことにした。
集団登校の集合場所が我が家の前:
ここ数年、我が家の前の道路が近所の小学生児童の集団登校班の集合場所として使われていた。この集合場所、車の往来が比較的少ない路地で、道幅は3~4m程度のところ。我が家から車を出そうとするときに周辺に児童が集まっていると、運転には相応の注意が必要。私にとっては、かなりの負担になっており憂鬱だった。
この場所を集合場所とするのに、我が家には、なんの相談も断りなかった。この場所が、登校児童のなかのひとりの家の前(我が家の真向かいの家の前)ということ、そして集合する児童の居住エリアと学校との位置関係からみて都合が良いと考えられ、集合場所に使われていたようだ。
数年前に、一度、ここを児童の集合場所として使わないで欲しい旨、児童の保護者のひとりに伝えたことがある。残念ながら、「子供たちにとって最適な場所」と主張されただけで我が方の要望は聞き入れられなかった。我が方、我慢を強いられることになった。
新学期を迎えて危険を感じる:
この4月、新学期を迎え、集合する児童の数が増えたようだ。それもあるのか、我が家の駐車場から車を出すとき、2,3度、危険な場面に出くわした。私の車を避けようと児童が右往左往するようなことを経験したのだ。道路幅3~4m程度のところを出庫することで、車と塀の間で児童の逃げ場がなくなるような状態が発生していた。
最近、通学児童の列に「高齢者」の車が突っ込む事件が頻発している。ブレーキとアクセルを踏み間違え、大惨事になったとのニュースである。
このニュース、他人ごとではない。私自身が、70歳を超えた「高齢者」である。報道されている事故のように、ブレーキとアクセルを踏み間違えて10人近い児童が集合しているところに突っ込むようなことも予想されないことでもない。
児童の小学校に連絡し、集合場所の変更するなど検討してもらうようお願いすることにした。これまでの経緯から、一部の保護者と相談しても埒が明かないと判断したのだ。こうした行動にでた背景には、近隣との関係がうまくいっていないこともある。近隣トラブルに小学校を巻き込むようなことになるとは思ったのだが、事故が起きてからでは遅い。
迅速な小学校そして保護者の対応に感謝:
小学校に連絡すると、時間をおかず、小学校の教頭と教務主任が我が家に来訪し、現場の状況を確認してくれた。
その後、集団登校児童の保護者の意見を調整してくれ、最終的には、集合場所を近所の自治会館前に変更してくれることになった。
保護者の代表のかたと教頭・教務主任の先生が我が家に来訪され、集合場所を変更することになった旨、説明してくれた。想像していた以上の展開・配慮に真に感謝、恐縮した。
学童の集団登校について思ったこと:
今回の「騒ぎ」を振り返って、学童の集団登校といったことひとつとっても、難しい問題をはらんでいることに気付かされた。
10人程度の学童が集団で登校するということになると、短時間とはいえ、集合場所が必要だ。安全な集合場所をどこにするのかというのは、保護者にとってはかなりの難問だ。保護者まかせではなく、自治体が仕組みとして取り組まねばならない課題なのではと思ったところだ。