2024・衆院選 個人的感想(4)
October 25, 2024 – 11:39 am書きなぐり調の個人的感想の4回目。マスコミの事前予測に対する感想を書いておいた。
衆院選投票日も明後日と迫ってきた。私自身は、既に、期日前投票を済ませてしまった。
マスコミの予想を見ると、自民党が大幅に議席を失い、自公過半数も危うい情勢となっている。この状況、自民党の「裏金問題」が選挙の一大争点になり、立憲民主党の野田党首の「裏、裏、裏」キャンペーンが大成功といったところだろう。
このまま、自公で過半数を割るような事態になると、石破の早期退陣といった混乱した状況もありうるのではないか。そうなると、自民党内では、高市に代表される極右勢力が力を得、何をするかわからない話になってしまう。自公政権が不安定になってくると、このところ日本経済復調の兆しも消え去ってしまうように思えてならない。好ましくない事態が起きるような予感がする。
今回の選挙の様子を眺めていると、少しトンチンカンな感想になってしまうが、これが、中国の習近平の権力集中と、中国経済の低迷いった流れに似通っているような印象を受けてしまう。習近平は、「汚職撲滅」による自らへの権力の集中を図るとともに、「共同富裕」のスローガンのもと改革・開放の路線を修正しよとしている。この流れ、改革・開放政策で拡大した中国経済を、自らの権力基盤の強化と引き換えに、失速させてしまっている。
今回の「裏金キャンペーン」をみると、まるで習近平の「汚職撲滅」運動のような感じを受けてしまう。そして、野放図なバラマキによる「格差解消」、そして消費税減税の主張は、まさしく日本版「共同富裕」といったもののように思ってしまう。
今回の衆院選の結果、マスコミの事前予想通りの結果になるのは避けられない。これにより、我が国の未来、かなり暗くなってしまうように思えてならない。
以上、個人的な戯言に過ぎない感想といったところ。