混迷した政局、立憲民主党の政権奪取は無理だな

November 4, 2024 – 4:23 pm

衆院選で自民党が惨敗してから1週間すぎたところ、混迷した政局の行く末は、ますます、わからなくなってきた。

日経電子版(11/4 0:02配信)に「立民・小川氏、首相指名で不満 維新と国民民主念頭に」と題する短い記事がでていた。

この記事、特別国会での首相指名選挙に向けての立憲民主党の焦りを示すものとして、興味深い。今回の選挙で、立憲民主党は野党第一党になったのは確かだが、選挙で大勝したのは国民民主党だ。首相指名選挙で、国民民主に野田への投票を当然とする態度というのは不遜なのではと思ってしまう。

日経記事は以下のようなもの(許可なく転載):

立憲民主党の小川淳也幹事長は3日のBS朝日番組で、特別国会での首相指名選挙を巡り、日本維新の会と国民民主党の対応を念頭に不満をにじませた。

「首相指名権の行使は国会議員の任期中の最も重い仕事だ。衆院議員のうち70人が無効票に終わる可能性が論じられている。重大性を理解してほしい」と述べた。

首相指名選挙は、石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票に進む見通しで、国民民主は決選投票でも玉木雄一郎代表に投票する方針だ。維新の馬場伸幸代表は石破、野田両氏のいずれも記名しない可能性に言及している。

混迷は続く。


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