気になったニュース: 「新電力」にかげり?
May 25, 2024 – 11:09 am日経電子版(5/25 5:00配信)に「家庭も新電力離れ、23年は初の流出超 料金競争に息切れ」という記事がでていた。
この記事、もてはやされていた電力自由化が失敗だったということなのかと思った。
記事のリード文を以下、転載:
家庭向け電力小売りで新電力の苦境が鮮明だ。2023年には電力自由化以降で初めて大手電力に対し顧客が流出超になった。ロシアによるウクライナ侵略などを受けた燃料高で従来の価格競争力を維持できなくなった。現在は単価の変動を抑える固定料金や電気利用の予想データを提供する企業が注目され、競争の軸足が変わりつつある。
我が家の電気は、以前と変わりなく東京電力の規制料金、従量電灯B(50A)という契約で供給してもらってる。いままで、新電力会社から契約を薦められたが、応じることなく、この規制料金で契約をしている。
電気というインフラについては、自ら電力を生み出す安定した電力会社でないと、不測の事態が発生したときに困ることになると思って、規制料金での契約をしてきたところだ。想像していたとおり、電力自由化というのは、少なくとも我が国にとってはなじまないものだった。
ただ、電力自由化の恩恵を受ける可能性を考えるのは、東電管区で関西電力からの電気を使うというのがいいのではないかと思っているところだ。規制料金でなくなってしまうのかもしれないが、東京電力に比べて半分程度の価格になるはずだ。どうなんだろう。検討してみる価値はあるのかもしれない。