CentOS5へのnVIDIAのドライバのインストール
March 2, 2010 – 4:29 pm前々回の記事で新たにPCを組み立てた話を書いた。このPCのグラフィックボードにはnVIDIA GeForce210が搭載されている。nVIDIAを使っているPCをCentOSのようなLinux系のOSで使おうとすると、そのドライバをインストールしておかねばならない。分かってしまえばどうということはないが、結構、複雑な手続きになっている。今後のこともあるのでインストール手順をメモしておいた。
nVIDIAのインストール手順をまとめると以下のようになる。
1) nVIDIAのサイトからのドライバのダウンロード:
- nVIDIAのドライバダウンロードサイトからPCに搭載しているグラフィックボードに対応するドライバをダウンロードする。
- グラフィックボードの検索(グラフィックボード選択後、[検索]ボタンを押す)
- 開かれたページ上の[ダウンロード]ボタンを押す
- 開かれた[ダウンロードの同意]ボタンを押す(ここでボタンを押すことでうまくダウンロードされない場合には、この[ダウンロードの同意]ボタンを右クリックしダウンロードファイルのURLを確認し、wgetでダウンロードしてやればよい)
2)ダウンロードに必要な前処理:
- OSのカーネルが最新のものに更新しておく。
- Cコンパイラ(gcc)をインストールしておく。
- yum でkernel-develをインストール
#yum -y install kernel-devel
これにより、/usr//src/kernels 上にカーネルソースが置かれる。
3)ドライバのインストール
- ランレベルを3にする(Xを切る)
- プロント画面で、rootでログインし、ドライバを置いたディレクトリにはいり,以下の要領でドライバをインストール
- ランレベルを5にする(Xを復帰)
#/sbin/init 3
#sh ./(ドライバ名)
#/sbin/init 5
以上の手続きでドライバのインストールが成功すると、nDIVAの画面が現れる。
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