Windows7のメーラーにはMozilla Thunderbirdがお勧め
March 4, 2010 – 11:35 am作業用PCのOSをWindows XPからWindows 7に変えると、いろいろ戸惑うことが多い。最も戸惑ったのは、Windows 7にはメールソフトが同梱されいないことだ。いろいろ検討した結果、Linuxマシンで使っていたMozilla Thunderbirdを使うことにした。これが実にいい。
Windows 7にはメーラーが同梱されてない: Windows 7をインストールして、さあ設定しようと思って標準のメールソフトを探してもどこにもない。長い間、Outlook Expressを使っていたことから、当然、これに相当するメールソフトがWindows 7にもあるに違いないと思っていた。Vistaには、今までのOutlook Expressに相当するものとしてWindows Mailなるものが同梱されているという話は聞いていた。ところが、Windows 7には、これに相当するものが全く見当たらないのだ。
いろいろ調べてみると、Windows Liveというマイクロソフトの無料のサービスでWindows Liveメールなるものがあることまでは分かった。これに関係する記事として以下のようなものを見つけた(以下、引用):
Windows 7ではOSの標準ツールとしてメール・ソフトを提供しない。その代わりに、無料オンライン・サービス「Windows Live」の関連ツールである「Windows Live メール」を、Windows 7のセットアップ後に無償で追加インストールできる。このWindows Liveメールでは、「Outlook Express」や「Windowsメール」といった既存の標準メール・ソフトで使っていた情報もそのまま引きつく。ただし、Windows XPのOutlook Expressから移行する場合には、手順を間違えると情報の引継ぎに失敗してしまうことがある。
なるほどということで、Windows Liveメールなるものをダウンロードしてみた。どうも、このメールソフト、マイクロソフトにユーザー取り込み戦略の一環のような印象でしっくりこない。挙句の果てに、「手順を間違えると情報の引継ぎに失敗してしまうことがある」という話を知り、別のメールソフトを探そうということになった。
検討の結果、Linuxマシン上で使っていたMozilla Thunderbirdを試してみた。これはいい。かなりお勧めのメールソフトだ。Linux上で使っていたときには、フォントが貧困さということもあり、あまり好きではなかったが、Windows上では見かけも良い。複数のメールアカウントが個別に取り扱えるし、その他、メールソフトとして申し分ない。無料でダウンロードできるメールソフトとしては最高だ。
Outlook Expressのメールボックスも簡単にインポートすることができた。Outlook Expressでのインポート作業がなかなかうまく行かなく困っていたのだが、難なく取り込むことができたのだ。過去のメールボックスをきちんと保持するのは重要だ。ありがたい。
オープンソースコミュニティの成長とマイクロソフトの凋落を感じさせる。少し言い過ぎかな?そうでもないな。
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