「もんじゅ」への原子力規制委員会勧告に櫻井よしこかみつく
Sunday, December 13th, 2015日経(12月13日付朝刊)に、櫻井よしこの写真を大きく載せた意見広告が出ていた。
その主張、「政府は原子力政策を明確にし、原子力規制委員会の行き過ぎを正すべきです。」というもの。 (続きを読む)
日経(12月13日付朝刊)に、櫻井よしこの写真を大きく載せた意見広告が出ていた。
その主張、「政府は原子力政策を明確にし、原子力規制委員会の行き過ぎを正すべきです。」というもの。 (続きを読む)
原子力規制委員会は11月4日の定例会合で、日本原子力研究開発機構は高速増殖炉「もんじゅ」の運営主体として不適格である旨、これを所管する文部科学相に勧告することを決定した(日経(2015/11/5付朝刊)など)。マスコミでは、原子力規制委員会が「伝家の宝刀」を抜いた、との表現で、歴史的な決断がされたと報じている。
この決定に先立ち、11月2日には、規制委員会は臨時会議が開かれており、ここで日本原子力機構児玉敏雄理事長等との意見交換を行っている。この臨時会議の様子はYouTubeに公開されている(第38回原子力規制委員会臨時会議(平成27年11月02日))。
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今月のはじめ「安定ヨウ素剤配布―東海第2は再稼働決定?? 」なるエントリーを書いた。そこで触れていた安定ヨウ素の配布のための説明会への案内状が我が家に郵送されてきた。
ひとつの記録として、我が家に届いた配布資料のコピーをアップしておいた。
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福島第一原発の事故から4年半が経過した。各地で原子炉の再稼働が進められようとしている今、あの事故から、我々は、どのような教訓を汲み取るべきか問われている。
本書は、事故時そしてその後4年間にわたり政府、自治体が、放射線被ばくから住民を防護するため対応してきた措置、そして将来の防護方策を立案するためにとってきた動きについて、検討、批判を加えている。こうした措置、立案が、真摯に住民を事故から防護しようとするものでなく、むしろ事故以前に確立されていた放射線被ばく防護のありかたを劣化・変質させることに寄与していることを主張・告発する。
本書の主張がベースとするロジックには、私にとって、理解不能な部分も多々ある。しかし、原子力発電所にひとたび大きな事故が発生してしまうと、住民を放射線から防護することは著しく困難なことになるとの認識は、私も理解・共有することができる。
時間をかけて読み終えたということで、私の読後感も含めて簡単にメモしておくことにした。 (続きを読む)
日経(9月1日付朝刊、北関東版)に、「茨城県 東海原発5キロ圏内で 安定ヨウ素剤事前配布」との記事がでていた。我が家も配布の対象になる。
しかし、だ。東海第2の再稼働はまだ決定してない。にもかかわらず、茨城県は、再稼働に向け、着々と準備をしているようだ。茨城県の見識を疑う。 (続きを読む)