2024・衆院選 個人的感想(2)

October 19, 2024 – 3:08 pm

書きなぐり調の個人的感想の2回目。衆院選に直接は関連しない課題だが、マイナンバーカードについて書いてみた。

マイナンバーカードはディジタル化による行政の効率化にとって核になる仕組みだ。私の場合、年末の確定申告の際に、個人認証をするために活用している。マイナンバー以前にも住基カードがあったが、これも同じく活用していた。

こうしたカードにより、個人認証をネット上で行えるようにするのは、行政の効率化などを含め、非常に重要だと考える。衆院選挙などの国政選挙、あるいは地方自治体の選挙では、自宅に郵送されてくる投票用紙により投票を行うことになっているが、現在のようにネット環境が普及してくると、希望するものには、マイナカードによる個人認証をすることによりネットでの投票も可能になる。

行政のディジタル化の核となるツールであるマイナンバーカードは、残念なことにすこぶる評判が悪い。健康保険への紐づけを「強引に」推し進めようとしたとして、河野太郎は、衆院選前の自民党党首選では惨敗してしまった。私自身は、河野太郎の主張に賛成するところが多いので残念であった。

マイナンバーカードについては、その導入について拙速であるとか、もっときちんと仕組みについて考えろとか、いろいろ議論はあるが、住基カードの導入時期から考えると20年近くの期間を要して導入が進められているものであり、いまだ、この仕組みが受け入れられないのには驚きすら感じてしまう。

マイナンバーカードの普及の障害になっているのは、基本的には、国民個々人に番号を割り振ることへの抵抗感、もっというと権力による支配を容易にするといったあたりの不安があると思う。しかし、カードが存在しようとしまいと、権力による支配は避けては通れないもので、セキュリティの確保など十分な仕組みの構築をしながらこれを導入することは必要だ。

多少乱暴と思われても、ここらで「強引」にマイナンバーカードの普及を進めても良いのではないか。
  


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