Bフレッツのマルチセッションでサーバ専用ラインを確保

December 2, 2007 – 8:55 pm

我が家の加入しているNTTのBフレッツサービス、5年前(平成14年)から同時接続セッション数を2つに拡張、提供するようになった。このサービス拡張は、インターネット網に加えて、NTT専用のフレッツ網へ接続を可能にするためのNTTの営業政策の一環のようである。NTTの意図は別として、これを利用すれば1本の光ラインを利用して(Bフレッツ1契約で)複数プロバイダへの同時接続が可能になる。

我が家では、ブロードバンドルータとしてマイクロ総研社製のSuperOPT100を用い、これに、3台のPC(Windows-XP)、ネットワークプリンタ、そしてIP電話用モデムが接続されている。このSuperOPT100、我が家にBフレッツを導入して以来、6年間、ほとんど問題も起こさず働き続けている。このルータ、Bフレッツのマルチセッション化の直後に、ファームウェアを更新し、マルチセッション対応可能になった筈であった。しかしである、実は、このマルチセッション対応可能との謳い文句、通常のインターネットサービスとNTTのフレッツスクエアへの接続をシームレスに行うことを可能にするというもので、インターネットへの接続サービスを行う複数のISPに(実効的には)同時接続できないものであることが分かった。ルータの仕様がそのようになっているのだ。何とかいい知恵はないものかと、マイクロ総研社に電話で問い合わせた。回答は、予想通り、「SuperOPT100では、不可能です。その上位機種SuperOPT100E以降の製品では可能になっています。」いかにも技術者畑の実直そうな社員、正確に返答してくれた。SuperOPT100Eの価格を調べると15,000円程度、さらにその上位機種SuperOPT-GFiveにいたっては25,000円程度になる。低予算でのサーバ立ち上げ計画、予算上、これだけの出費は許されない。異なる方式を考えることにした。

いろいろ考えていると、使っていないHUB(Buffalo社製:LSW-TX-5EP)が倉庫に放り投げてあるのを思い出した。新たに安価なブロードバンドルータを購入し、このWAN側出口と、SuperOPT100のWAN側出口をこのHUBをかませて、光の回線終端装置につないでやればいいのだということに気が付いた。今や、家庭用のブロードバンドルータなんてかなり安くなっているに違いない。これで低予算サーバ立ち上げ路線は維持できるのでは?ということになった。そこで、近所のPC-DEPOにでかけると、Buffalo社製のBBR-4HGが安売りで棚に積み重ねられ、4,000円そこそこで売っている。この機種、一応、静的マスカレード機能も搭載している。スループットもほぼ100Mbps、我方の目的には十分である。これで、従来の我が家のLAN構成に手を加えることなく、1本の光回線で、サーバ専用のラインを新たに導入することに成功した。

ここで、2つのルータにHUBをかませて光の回線終端装置に接続する構成、我が家のLAN構成を変更しないという利点だけでなく、もうひとつ良い点があるのに気が付いた。自宅から直接インターネットを介したサーバのテストを行うことができるのである。クライアント側を従来の家庭内LANのPCとすると、サーバへのアクセスはインターネットを経由で行うことになる。これでひとまず、サーバ用の回線確保と最低限のテスト環境は整った。