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マイナンバーカードの健康保険証利用申込をした。

Saturday, April 29th, 2023

ひと月前に、、マイナポータル上で「マイナンバーカードの健康保険証利用申込」そして「公金受取口座の登録」をした。

このふたつの手続きを完了し、15,000円分のマイナポイントを受け取った。

マイナンバーカードの普及を進めるため、政府は「禁じ手」ともいえる「大盤振舞」をしている。戴けるものは戴いたほうがいいということで手続きを終えたというのが正直なところだ。

ちょっと考えてみると、マイナンバーカードを普及するために電子マネーをばらまくというのは「禁じ手」という感じがするが、ディジタル化を進めることで行政の簡素化、効率化は、その「投資」を超える効果が期待されるということのようだ。

私が、マイナンバーカードを取得したのが約5年ほど前、それまで使っていた「住基カード」が廃止され、マイナンバーカードに変更されるということで取得した。

これまで、年度末の確定申告をe-Taxでするために、「住基カート」そして「マイナンバーカード」を活用していた。自宅で手続きが全て完了するということで重宝していた。

来年度から健康保険証が廃止され、マイナンバーカードが保険証(マイナ保険証)に代わるということになるという。これまで、e-Taxで使用するとき以外は金庫のなかに保存していたカードが健康保険証として使用するため、常時携帯する必要となる。マイナンバーカードの役割が大きく変化するということだろう。

健康保険証がマイナンバーカードに代わるということで、かなり多くの反対意見があるようだ。なかには、この制度が導入されると、「世界に誇る国民皆保険の制度を崩壊させる」と主張もあるようだ。

私自身は、マイナ保険証の導入はいいのではないかと思う。実際に病院で使用してみたが、特別なトラブルもなくなく使用することができた。



気になったニュース: 「マイナンバーカード、4人に1人は「使えない」?」

Tuesday, June 16th, 2020

日経電子版(6/16掲載)の解説記事(知っ得・お金のトリセツ)に「マイナンバーカード、4人に1人は「使えない」?」というのがあった。なかなか興味深い解説記事と思った。

この記事によると、マイナンバーカードのICチップのなかに「署名用電子証明書」機能が組み込まれるのであるが、これが有効になっていないものがあるという。

その理由は:

  • カードに署名用電子証明書の搭載は任意
  • カード作成が開始された当初、署名用電子証明書の主な使途は、確定申告のe-Tax利用に限られていた
  • カードの保有目的を写真付きの身分証明書と考えるひとが多かった(地方自治体の担当者による署名用電子証明書の役割について不十分な説明)

といったもののようだ。 (続きを読む)



気になったニュース: マイナンバーカードが介護・健康保険証と一本化!?

Sunday, January 12th, 2020

今日の日経(1月12日付朝刊)に「介護・健康保険証がマイナンバーカードと一本化」という記事がでていた。

マイナンバーカードにより利便性が向上するという話は良さそうに聞こえるが、この制度により我々の生活が国によって「丸裸」にされてしまうのではと、ちょっと怖い感じがする。

記事のリード文は以下(転載):

政府は2023年度からマイナンバーカードと介護保険の保険証を一本化する。健康保険証の機能も先行して組み合わせる予定で行政と医療、介護の手続きが1枚のカードで済むようになる。政府は16年からマイナンバーカードの交付を始めたが、現在の普及率は15%程度にとどまっている。生活に便利な多機能カードと定義し直し、取得者を増やす狙いだ。

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マイナンバーカードを作った

Monday, December 24th, 2018

e-TAxに利用していた住基カード(電子証明書)の有効期限が12月18日で切れるということで、一か月前に、マイナンバーカードの交付申請をしていた。

数日前に「個人番号カード交付・電子証明書発行通知書 兼 照会書」なるものが送られてきたので、早速、交付してもらったところだ。

たしか3年前にマイナンバー制度がはじまった筈だが、マイナンバーカードの交付実績は、未だ、10%程度にしかなってないようだ。私も、e-Tax以外に利用する計画はない。普段は、金庫のなかに「大切に」保存している。 (続きを読む)



岩田昭男著 「Suicaが世界を制覇する」を読んでみた

Monday, June 12th, 2017

iPhone7(日本発売)にSuica(FeliCa方式)が搭載され話題になった。本書は、この動きを、日本独自に発展したSuicaが「ガラパゴス」技術の汚名を返上して世界に打ってでる大きな機会になると主張する。

私自身は電車を利用することは殆どなくSuicaを持っていない。しかし、Suicaに代表されるFelica方式の非接触ICカードがいまや社会インフラの一つとして普及し、さらには、スマホにこのFelicaが搭載され、少額決済が可能になってきたことにはかなりの関心がある。

こうした動きの技術的背景になにがあるのか知りたいということで本書を読んでみることにした。 (続きを読む)