マイナンバーカードを作った
December 24, 2018 – 11:59 ame-TAxに利用していた住基カード(電子証明書)の有効期限が12月18日で切れるということで、一か月前に、マイナンバーカードの交付申請をしていた。
数日前に「個人番号カード交付・電子証明書発行通知書 兼 照会書」なるものが送られてきたので、早速、交付してもらったところだ。
たしか3年前にマイナンバー制度がはじまった筈だが、マイナンバーカードの交付実績は、未だ、10%程度にしかなってないようだ。私も、e-Tax以外に利用する計画はない。普段は、金庫のなかに「大切に」保存している。
交付申請手続きと交付通知書の受け取り:
カードの交付申請はパソコン経由で行った。
申請手続き自体は簡単だったが、証明用の写真を撮るのは、結構、大変だった。送付用の顔写真の条件に適合するよう写真を撮るというのは思ったより大変。無背景で、背景に影なし、手ブレなしで鮮明なものなどなどの条件を満たすのは容易ではない。
10年前の住基カードの発行には顔写真を必要としないものもあったし、町役場で即日交付してくれたような記憶があるが、今回のマイナンバーカードの交付手続きは煩雑で、これが普及率が低い原因のひとつのような気がする。
上掲の発行通知書、いかにも役所が発行する典型的な文書。仰々しい文面だけが目立つ文書だ。なお、ここでは、文書のなかの地方自治体名は消去している。
驚いたのは、このカードに対応する4種類もの暗証番号が存在すること。暗証番号が、どういう場面で必要になるのか、理解もしないで暗証番号を準備しろといわれても困惑するだけ、といのが私の感想だ。
発行手続き時に感じた違和感:
暗証番号を設定することで、カードが交付される。それはいいのだが、交付時になんとも不思議な感じを持った。
暗証番号を設定するのに先立ち、交付担当者がカメラを私にかざし本人確認をしたのだ。
この行為、おそらく、カード上の顔写真とカメラで写した映像とが一致していることを確認したものと思うのだが、なにか犯罪者扱いをされているようで、不愉快な印象を持った。
住基カードの時に必要とされなかった顔写真、実はマイナンバーでは本人識別のためのの顔写真ということであったのか、と思ってしまった。
マイナンバーは国民管理のためのツールということと改めて思ったところだ。