気になったニュース: マイナンバーカードが介護・健康保険証と一本化!?

January 12, 2020 – 4:46 pm

今日の日経(1月12日付朝刊)に「介護・健康保険証がマイナンバーカードと一本化」という記事がでていた。

マイナンバーカードにより利便性が向上するという話は良さそうに聞こえるが、この制度により我々の生活が国によって「丸裸」にされてしまうのではと、ちょっと怖い感じがする。

記事のリード文は以下(転載):

政府は2023年度からマイナンバーカードと介護保険の保険証を一本化する。健康保険証の機能も先行して組み合わせる予定で行政と医療、介護の手続きが1枚のカードで済むようになる。政府は16年からマイナンバーカードの交付を始めたが、現在の普及率は15%程度にとどまっている。生活に便利な多機能カードと定義し直し、取得者を増やす狙いだ。

私自身は、マイナンバーカードは取得済みだ。自宅の金庫のなかに「大切に」保存してある。

確定申告の際に必要な個人認証を受けるために使うだけだ。マイナンバーカードに先立って「住基ネットカード」というのがあった。確定申告のときだけに活用していた。住基ネットカードが使えなくなったところで、止む無くマイナンバーカードを取得した。

このマイナンバーカード、住基ネットカードの場合と同じく、遅々として普及しない。制度が導入され、もう4年以上経つが、未だ、普及率が20%にもなっていないようだ。

政府はこのカードの普及促進にやっきになっているらしい。

今回の「介護・健康保険証との一本化」はカードの普及を進めるための手段のひとつのようだ。

普及促進のためにいろいろの手を打つようだが、マイナンバー保有者に「マイナポイント」というのを付与するらしい。日経記事によると、次のようなものらしい:

20年9月から21年3月までは期間限定でマイナンバーカードの保有者にポイント(マイナポイント)を付与する。カード保有者がキャッシュレス決済サービスを1つ選び、2万円分を前払いすれば1ポイント=1円として使える5000ポイントがもらえる仕組みだ。約2500億円分のポイントに必要な費用は国が支払う。

国は、なりふり構わずマイナンバーカードを普及したいようだ。

ここまでやらないと普及しないマイナンバーカード、どこかおかしい!
   


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