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鳥飼玖美子・斎藤兆史著 「迷える英語好きたちへ」を読んでみた

Sunday, November 8th, 2020

若いときからずっと英語という教科には悩まされてきた。そして、今も、相変わらず悩まされ続けている。英語という言語を習得するために人一倍努力をしたにも関わらずである。正直、自分の語学学習能力の低さには、我ながら、情けなく思ってしまう。

日経の読書欄で本書をみつけた。著者に、英語教育で知られている鳥飼玖美子さんがあったことから、英語に悩まされてきたひとりとして、英語というか語学の教育が習得がどのように議論されているかに興味をもち読んでみることにした。

本書では、全体を通じて、英語という言語を学ぶということがいかに困難なことであるかを、教育する側、学習する側、両方ともが思いしるべし、と主張されていた。改めて、英語を学び、そのうえで楽しむためには、相当の努力が必要で、一朝一夕では成し遂げられることではないということを再確認させてくれた。

以下、自分の英語学習歴を振り返るとともに、本書で興味深く思ったところをメモしておいた。 (続きを読む)



選挙管理委員会から我が娘へのハガキ

Thursday, December 6th, 2012

我が娘、およそ1週間前に20歳の誕生日を迎えた。成人となる節目の誕生日だ。
当然のことながら、選挙権を得て、来る衆議院議員選挙には投票をするはずだ。
それに合わせるように、今日、選挙管理委員会からハガキが届いた。
このハガキ、実は、娘が中学生のときに「5年後のわたしへ」と題して、20歳の自分にあてたものだった。 (続きを読む)



高校の「物理」教科書をのぞいてみた

Monday, August 10th, 2009

高校で「物理」がどのように教えられているのか、娘の教科書を覗いてみた。子供の科学離れが問題とされている今日、学校ではどんな「物理」が教えられているのだろう、という興味からだ。

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大学の教育内容って’91年以降、相当、変わってるんだ

Saturday, May 16th, 2009

以前 「『子供たちの理数力は高い』って本当?」を書いた。このエントリー、日経コラム「明日への話題」に寄稿された有馬朗人のコラムの内容に批判的な印象を書いたものだ。同じ日経コラムに、4月のはじめ、大学の一般教養が弱体化してしまっていることを危惧し、同氏が2度にわたってコラムを書いている。これを読んで、私が学んだ40年前の大学の様子がすっかり変わってしまっていることに驚いた。こちらは、かなり大切なことが議論されている。

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佐藤愛子の著作と教科書・入試問題

Wednesday, March 11th, 2009

数日前に「大学の入試問題って難しいんだ!」というタイトルで記事を書いた。同じような話が佐藤愛子のエッセイにもでていた。佐藤愛子の著作が、中学・高校の教科書とか入試問題につかわれたが、この著作に付随している設問が著者自身では解けないという話だ。文学作品というものはどのように味わうべきものなのか、結構、面白い話と思ってメモしておいた。

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