わがままを言えない「1000円カット」

January 6, 2018 – 12:12 pm

年明け早々、床屋に行ってきた。前回の理髪は11月の半ばだったので1か月半ぶりの理髪だ。

今回は、新しい「1000円カット」の理髪店を開発しようと、最近新規開店した理髪店を試してみることにした。このお店、「1000円カット」の体裁なのだが、料金が1,300円と少し割高になっている。300円高いということだから、通常の「1000円カット」より少しはレベルの高い「サービス」が受けられるのではと期待した。

ところが、だ。これが良くなかった。

今までお世話になっていた「1000円カット」店に比べ、技術そして設備のレベルが、著しく低かったのだ。

技術レベルについていうと、どう考えてもハサミの使い方などが劣悪で、ほぼ素人のレベル。

裾部を短くしてくれるように頼んだのであるが、今回のお店、カットというよりバリカンと櫛で「削る」といったほうがぴったりな感じ。頭上部は裾部を短くするのに合わせて刈ってくれと頼んだのだが、とても整髪とはいえないような出来栄えになってしまった。いままでの床屋さんもバリカンを使っていたのだが、全体はハサミでカットしながら整髪してくれていた。今回の「1000円カット」、とても「整髪」とは言えない感じになってしまった。

さらには、最終段階のスキばさみを利用した整えもない。技術レベルが高いとスキばさみを利用する必要がないとの話もあるようには思うが、今回の「理髪師」とてもそんな技術を持ち合わせているとは思えない。

そして、お店の設備のレベル、「1000円カット」店特有の掃除機の吸い込み口のようなバキューム装置がないのだ。そして、髪の切りカスを除去するための首回りの保護具の装着がきちんとされていない。バリカンで削った髪の切りカスが、首回り、シャツに付着してチクチク不快な感じが残ってしまった。

ここでお客として、「希望」あるいは「不満」のひとつも述べさせていただきたいところではあるが、如何せん料金1,300円の格安店。お客としてわがままも言えない料金設定。

格安店の利用は、それなりの慎重さが必要ということを思い知った次第。

しょうがないので、2,3週間経って、髪が少し長くなったところで、これまでお世話になっていた「1000円カット」にでかけて調髪のやり直しをしようと考えているところ。

ま、理髪に限らず、格安サービスを渡り歩く年金生活者の愚痴と言われてしまえば、それまでではあるが・・・。


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