Internet上の現象 には、必ずしも、「再現性」を期待できない?
August 2, 2018 – 10:35 pm今朝、MicroSoft Edgeで、このブログを開こうとしたら「このページを読み込めません」との表示が現れ、このブログのWebページが全く開けないという現象・障害が発生した。
この障害を解決するなかで抱いたどうでもいい私の個人的な感想を記録しておいた。
基本的には、まとまりのない、私の独り言。
多分、IPv4/IPv6がらみの問題:
IPv4環境下では、同一LANにあり外部公開しているサーバーにはドメイン名で接続できない。今回経験したWebページの表示ができない」という現象は、IPv4環境カでは必ず発生する障害だ。これを、IPv4/IPv6デュアルスタック環境にすることで、IPv6ベースで名前解決することが可能になり、同一LAN内にあるサーバーであったもドメイン名(ここでは、yamasnet.com)で接続することが可能になる(筈だ)。
IPv4/IPv6のデュアルスタックを採用している我が家のネットワーク環境では、同一LAN内のサーバ―が発信しているWebページが読めないというのはない筈だ。
問題は解決したのだが・・・:
そこで、Microsoftの「ご託宣」を参考にいろいろ試してみたのであるが、なかなか問題が解決しない。そこで、最後の手段として「ネットワークへの接続を切った」のち、Windowsを再起動してみた。Microsft Edgeを新たに立ち上げ直したところ、理由は分からないが、何の問題もなかったように、Webページの表示が可能になった。
やれやれというところだが、またまた不思議なことが起きた。これまで、閲覧履歴をリセットすると本ブログのWebページを読み込み表示しようとすると、表示に遅れが生じるという現象があったのだが、この現象がなくなり、閲覧履歴をリセットしていても、殆ど遅れなくWebページが表示されるようになったのだ。
閲覧履歴とWebページの表示開始の遅れについて、以前(今年のはじめ)に書いた記事「LAN内のWebサーバへの接続(Webページの表示)に遅れが生じる」の中で不思議な現象として以下のように記録している(以下、採録):
不思議なことに、ブラウザが Microsoft Edge の場合、接続対象とする(同一LAN内にある)Webサーバに含まれるWebページの「閲覧履歴」がない(クリアされている)とWebページの表示に15秒程度の遅れが生ずる。ひとたび、Webページが閲覧され、「閲覧履歴」が保存されている条件下では、「即座に」Webページが表示される。
この現象、ブラウザ上でのドメイン名からIPアドレスを求める名前解決において、何らかのメカニズム(特別の手続きというべきか)が働いているように思う。
今回は、「不思議なこと」に、これまで経験していた「閲覧履歴」がないとWebページの表示に遅れが生じるという現象がなくなっている。
感想を一言:
Webページの表示遅れが無くなったこと自体は歓迎すべきことなのだが、何故、いままで経験していた「説明のできない現象」がなくなってしまったのかが理解できない。「閲覧履歴」がない状態ではWebページの表示に遅れが生じるのも理解できなかったのであるが、この遅れ現象が無くなった理由も、やはり、理解できないのだ。不思議だ。私には説明できない。
計算機というマシーン上で起きる現象、一見、複雑な現象には違いないのであるが、所詮マシーン上の「手続き」の反復、理由なく障害が発生したり、理由なく障害がなくなったりされては困るのだ。計算機上の出来事は「再現性」ということが保証されないと困る。
ただ、INTERNETに接続されることで、見かけ上「再現」できない現象がおきてしまうこともありそうだ。どこかに一種のバグというものがあるのかもしれない。困ったものだ。