はじめての大相撲観戦

May 19, 2012 – 4:30 pm

大相撲5月場所の12日目を観戦してきた。

今場所は横綱白鵬が11日目にして4敗を喫するなど、荒れに荒れ、実に面白い展開になっている。12日目は、トップを走って優勝の呼び名も高かった稀勢の里が、ガチガチで負けてしまい、混戦状態になってしまった。

いつもはテレビで観戦する大相撲、はじめて国技館にでかけて観戦してきたのだ。
桟敷席で観戦。いい経験をした。感じたことをメモしておいた。

感想を一言: 大相撲を観戦した感想を一言。大相撲というのは、日本の伝統的な「見世物」、実によくできている、ってところか。それにしても、なかなか美しい。

 桟敷席の観客のみなさん、お弁当を食べたり、お酒を飲んだりしながら、相撲観戦。相撲の観戦に集中しているとは、とても思えない。しかし、これが日本のエンターテインメントの姿だと思うと、なるほど、と思う。最近は、かしこまって見るようになっている歌舞伎も、こんな感じだったのでは、と思った次第だ。

 それにしても、お客さんに占める外国人の多いこと。日本の観光コースのひとつに組み込まれているのかどうかは、わからないが、実に多い。力士も外国人力士が多くなってきているのだから、当然といえば当然なのかもしれない。かなり昔の話になるが、米原万里さんが「大相撲は最も国際化の進んだスポーツ」なんてことを言うのを聞いたことがあるが、なるほど、とうなずいた。

チケットの購入: チケットは、インターネット経由で購入。チケット発売日の売り出し時間にそれっと、申し込んだ。取れた席は、B席の二人用桟敷。一人あたり、約1万円の席。二人用桟敷というのは今場所試験的に売り出されたもので、普段は、桟敷席のチケットを購入しようとすると、四人分を購入する必要があるようだ。

桟敷のひとつに大人が四人となると、少々、狭い。せいぜい3人の大人で桟敷席をひとつ予約するというのが、いいのかもしれない。

力士を入口で迎える: お相撲だけではなく、楽しいのが、国技館の南門で待っていると、力士が「出勤」してくるのが見れる。贔屓の力士をまじかに見ることができる。

十両の取り組み前に、南門で待っていると、横綱白鵬を打ち負かして場所を面白くした境川部屋の三人衆(豪栄道、豊響、妙義龍)がそろって登場。千両役者の登場に、思わず興奮してしまった。

今場所どうなるか?しばらくなかった日本人力士の優勝を稀勢の里に期待したのであるが、どうも雲行きは良くない。「手負いの」横綱白鵬の優勝もみえてきた。実に、面白い。

次回は、9月9日から始まる九月場所。チケットの前売り開始は、8月4日(土)。
またでかけてみたい。


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