Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category
Saturday, August 8th, 2009
以前、このブログで、「ガモフ全集(全12巻)を読んでみた」を書いた。この全集の別巻に「現代物理科学の世界」がある。訳者まえがきで、ガモフのこの本が「社会との関連をぎせいにして、科学そのものの知識と方法の解説に焦点をしぼる」ものであるのに対し、「科学そのものの解説をぎせいにして、社会(産業・経済・政治・思想)との関連に焦点をしぼる」ものとしてバナールの「歴史における科学」がある、と紹介されていた。では、ということで読んでみた。
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毎日、チェックするふたつのブログサイトがある。ひとつは「内田樹の研究室」、もうひとつは「認知的体験」だ。前者は、わが国の3大ブログのひとつといわれているらしい。とにかく一日のアクセス数が1万を超えるというからすごい。もうひとつの「認知的体験」は、認知心理学の指導的な立場で活躍された先生のブログ、こちらは500アクセス程度であるが、とても面白い。随分前のことになるが、「内田樹の研究室」のなかで「科学」について語られ、それについて「認知的体験」で触れられたことがある。かなり興味深い議論だった。いまさら、という感じはあるが、忘れないようにということで、メモしておいた。
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20日ほど前、「新型インフルエンザの拡大をどう考えればいいのだろう」を書いた。そこで国立感染症研究所で行われている「感染拡大予測シミュレーション」について触れた。その後、わが国の感染者数はじわじわと増加、昨日6月12日時点で549人となった(厚生労働省HP情報)。果たして、この「予測シミュレーション」は実際の感染者数変化の推移を「予測」できたのか?
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Wednesday, May 27th, 2009
もう半年以上前に「ガモフによる『アルキメデスの原理』の証明」を書いた。例の「浮力」についての話だ。同じアルキメデスには、もうひとつ有名な「テコの原理」の証明の話がある。最近、武谷三男著「物理学入門 -力と運動―(上)」を読んでいて、この「テコの原理」の証明について書かれている部分を見つけた。「浮体の原理」だけでは、片手落ちだということで、この「テコの原理」の証明についてもメモしておくことにした。
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新型インフルエンザの国内での患者発生ということで、薬局の店頭からマスクが無くなってしまったようだ。私のような還暦を越えた人間には、この状態、30数年前のトイレットペーパー騒ぎを思い起こさせる。曖昧な情報で右往左往するのは避けねばならない。どのように対処すべきなのか、国立感染症研究所のサイトを覗くなどして、少し考えてみた。
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