Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category
Tuesday, August 30th, 2022
今後を見通すことが困難なウクライナ情勢だが、ウクライナが南部州で大規模な攻勢にでているようだ。ひょっとしたら戦況が変化する兆しではないかと期待。
日経電子版(8/30 6:22更新)にウクライナ、南部州で反撃 ロシア「IAEA調査に協力」」という記事がでていた。記事のリード文は以下に転載:
ウクライナ軍は29日、ロシアが占領するウクライナ南部ヘルソン州の奪還に向けて大規模な攻勢を開始した。同国南部に位置するザポロジエ原子力発電所をめぐっては、ロシア側が国際原子力機関(IAEA)の調査に協力する姿勢を示した。
ウクライナメディアによると、同国軍はヘルソン州でロシア軍の最初の防衛線を突破した。ロシア軍は防衛拠点から撤退したり、後退を始めたりしているという。ヘルソン州はロシアが侵攻初期に占領を進めたが、その後、ウクライナが反攻を強めている。
連日のウクライナ報道のなかで、へルソン州をウクライナにが奪還するかどうかが戦況の分かれ目というように思う。上述の記事、その観点からみて、かなり大きなニュースだ。
ロシアがウクライナに侵攻して半年たったところであるが、これまでに、ロシア兵士の8万が死傷したと報じられている。侵攻開始時点で15万の兵力がつぎ込まれたというので、ロシアはその半数を失ったということになる。当初のロシアの目論見は完全に崩れたということだろう。
ウクライナ南東部に位置するザポロジエ原発の状況が気になる。この原発、ヨーロッパ最大、世界で三番目の規模の原子力発電所。ロシア型の加圧水型原子炉6基からなる。現在、ロシア軍の支配下にあるようだが、数日前(8/25)には2基の原子炉への外部電源が停止し緊急システムが作動した。かなり危険な状態にあると理解している。
南部で劣勢になっているロシアがこの原発を「人質」にとって脅しをかけているような気がする。IAEAの調査団の受け入れも、原子炉人質状態を正当化するための、一種のプロパガンダではないかと想像。
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Saturday, August 27th, 2022
2年ほど前、このブログ上で「在宅勤務とかテレワークって問題ない?」とタイトルした話を書いたことがある。2年たって、テレワークといった勤務形態に対する見方が変化しているようだ。
日経電子版(8/26 11:55配信)に、「アップル出社義務付け 社員は激しく抵抗」という記事がでていた。
なんでも、Appleでは、9月から週3日のオフィス出勤が求められたのであるが、社員の(一部?)に、それを受け入れないという動きがあるという。経緯の詳細はよくわからないが、AppleのCEO テイム・クックがオフィス出勤の義務化をめぐり、
共同作業には直接顔を合わせるのが一番で、離れた場所で別々に働いていれば企業の文化や創造性が損なわれる
と主張しているという。
私の(古式騒然とした?)感覚では、上述したクックの主張はもっともなもので、2年半前のテレワークは新型コロナからの「緊急避難的」なもので、常態化すべきものではないように思う。
IT企業のなかでは、このリモートワークに対する見方が割れているよう。今後の動きに注目したい。
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Friday, August 26th, 2022
我が家、平成10年(1998年)に新築したので、今年で築24年になる。当然のことながら、今後も住み続けるためには、家の修繕修理をしなければならない。どの程度の費用がかかるのか、とても気になる。
今日の日経電子版(8/26 5:00配信)に、「自宅の修繕費、築30年で900万円超 計画的な貯蓄不可欠 –人生100年の羅針盤–」という解説記事がでていた。参考になりそうなので、メモしておいた。
この日経記事のリード文は以下:
持ち家があり、住宅ローンの返済も終わったシニア世代は「老後は住居費の負担は軽くなる」と考えがちだ。しかし、意外に重くのしかかるのが家の修繕費用。戸建てでもマンションでも、築年数が古くなると、雨漏り対策など基礎的な工事だけでも費用がかさんでくる。長寿化で必要な工事回数が増える一方、工事単価は上昇傾向だ。「終(つい)の棲家(すみか)」を確保・維持するお金にも目配りが必要になる。
この記事のなかで書かれているように、「戸建ての場合、外壁や屋根の塗装・補修などがおよそ15年程度で発生し、費用は数十万から100万程度かかる」。
我が家も、築後15年に、ハウスメーカの勧めで、外壁・屋根の塗装を行なった。これには、確か220万円程度の費用がかかったと記憶している。年金生活者のわが身にとっては、それなりの負担だった。
記事には、どのタイミングでどのような修繕が必要になるのか、目安になるような図がでていた。この図、今後の修繕費用などを見積もるのに役に立ちそう。以下、転載しておいた(無断にて転載)。
この図を参考にすると、我が家では、築後30年になる今後5年間で、図に示されているような修理・修繕を新たに必要にするようだ。
費用を積算してみると500万円超にもなる。
この費用、今住む我が家を終の棲家とするのに最低限の費用ということか。なかなか大変だな。
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Friday, August 19th, 2022
このところ、TVのワイドショーでは旧統一教会問題に多くの時間が割かれている。
いつまで、こんなバカな問題を扱っているのかと思っていたのだが、それなりに大変な話になってきたように感じている。
自民党の集票マシンのひとつとしての役割を果たしてきた旧統一教会だったが、これにお世話になった自民党代議士は、知らないうちに、旧統一教会に「支配され」てしまっているようだ。旧統一教会と手を切ろうとすると、教会側から、「恩知らず」と攻め立てられれ、逃げ場がなくなってしまう。
このあたりのところ、JBプレスの記事「もしかして岸田首相はまだ気づいていない?カルトの手法に嵌められた自民党」に詳細に解説されていた。
この記事によると、自民党羽生田政調会長と教団との関係を例に、教団関係者の「リーク」が自民党の当該代議士に対する脅しになっているという。以下、JBプレスからの転載:
萩生田氏が教団との関係を公に説明していることに対して、実情はそうではない、と反論するところからはじまっている。つまり、政治家が惚けたり、嘘をついたりしてまで、統一教会と距離を置いたり、縁を切ろうとしたところで、都合よくそうはさせない、と脅していることに等しい。
これこそが、「カルト」と呼ばれる組織の手法だ。
我々の日常生活のなかでも、統一教会に限らず、他の「宗教団体」の甘い誘いに乗るととトンデモない関係になっていることに気づかされることが多い。10年前の大地震のとき、普段付き合いのないひとから援助の申し出があったが、実は、このひと某宗教団体のメンバー、国政選挙の際には、投票依頼の長文のお願いが届いたこともあり、驚いたことがある。
政治団体、政治家にとっては、選挙事務の手助けといった甘い申し出にのると、政治生命も失うような大変なしっぺ返しがあることだって否定できないのではないか。
いま、話題の羽生田代議士と旧統一教会の関係、この代議士の政治生命を失わせるだけの大きなことなのではと思ってしまうのは私だけか?
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Thursday, August 11th, 2022
自民党の国会議員の多くが旧統一教会との接点を持っているということが明らかになり、問題視されている。
昨日(8/10)の内閣改造で大臣に任命されたもののうち7人が統一教会となんらかの関係・接点を持っていたようだ。私のような政治的素人からみても、旧統一教会と自民党とは抜き差しならないずぶずぶの関係にあるようだ。
このように、宗教団体と政治との関係のなかでも旧統一教会と自民党との関係は深いと思うのだが、これ以上に考えなきゃいけないのは、神社本庁、日本会議、遺族会といったところと自民党の関係だ。これらは、自民党のコア支持層であり、旧統一教会なんてのはその一部、その枠内、とみるのが自然な感じがする。
こうした宗教団体(旧統一会議を含む)は自民党の集票マシンとしての役割を果たすことで自民党保守層を支えるのだが、夫婦別姓反対といった我が国の旧来の家族制度を維持するのをよりどころにしている。
また話題になる靖国神社参拝なんてのも、そのひとつのあらわれと見るのが自然だろう。
旧統一教会の影響を排除するというなら、一挙に日本会議、神社本庁、遺族会など本丸からのイデオロギー的な影響を排除すべきと思うがいかがだろう。
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