気になったニュース: 政府調達情報システム ベンダーロックイン状態
Thursday, May 27th, 2021今朝の日経朝刊(5/27付)の1面に「政府調達、競争原理働かず システム応札「1者」7割 霞が関のDX阻む」とタイトルされた記事があった。情報システムに限らず、政府、自治体の調達業務がこのような状態にあるのではと思った。かなり大きな問題。
この日経記事のリード文は以下(転載):
会計検査院は26日、政府が2018年度に行った情報システムの競争契約のうち7割が1事業者のみの応札だったと発表した。検査院は、受注したIT(情報技術)企業が独自仕様のシステムを開発し他社の参入を難しくする「ベンダーロックイン」を懸念。政府内のIT人材不足も足かせとなっている。霞が関のデジタル化推進には専門家の育成が急務だ。
検査院は、18年度に政府が発注した情報システムの契約のうち契約金額が3000万円以上だった755件を調査した。423件の競争契約のうち「1者応札」は74%(313件)を占めた。