3年前のニュース: ウォール街占拠デモ

October 3, 2014 – 10:16 am

3年前の今日(2011年10月3日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイ「ニューススクランブル」で聴いたニュース:

アメリカニューヨークのウォール街で先月から続く政府金融機関に対する抗議デモで1日交通を妨害したとしてデモ隊700人以上が一時警察に拘束されました。ウォール街を占拠せよをスローガンに掲げたこのデモはインターネットを通じて若者の参加が増加しておりニューヨーク市警も厳重な警戒を続けています。

こんなニュースがあったなんて、すっかり忘れていた。そう言えば、こんなこともあったなっていう感じ。

それにしても、この時期、このウォール街のデモの他にも、「アラブの春」なんて呼ばれた一連の動きがあった。中国でも、この流れのなかだったように記憶しているけど「ジャスミン革命」なんてのもあったんじゃないのかな? インターネットの力というか、具体的にはフェースブックの力に注目が集まっていた。

3年たった今、この一連の流れが、「イスラム国家」の拡大というかたちで「展開」しているのではないかと思ったりする。

どうなんだろう?

その他の記事:

原発関連のニュース3題

細野環境大臣兼原発事故対策大臣は福島県の佐藤知事と会談し、被ばく線量が年間1から5ミリシーベルトの地域についても国が責任を持って除染をする考えを示しました。除染をめぐっては環境庁が先月5ミリシーベルト未満の地域は原則として財政支援の対象外という方針を示したため福島県や関係市町村が反発していました。

結局、この話、空間線量でなく身体装着の線量計でコントロールするということで決着することになってしまったのでは、という印象。(「住民帰還へ「個人の線量」に」なる新聞記事を読んで考えたこと」参照)

北海道電力泊原発の運転再開が争点になった北海道岩内町の町長選挙は原発容認派で無所属現職の上岡雄司氏が3期目の当選を果たしました。対立候補の大石氏は脱原発を掲げ住民投票で運転再開を判断すべきだと訴えましたが及びませんでした。投票率は56.42%でした。

結局、原発が立地されてる地元では、怖くても、目先のことを優先しなくてはならない、ということなんだなって思わせた町長選挙だったように思う。
しかし、この町長選挙の結果があっても、3年たった今に至っても原発再稼働になっていないのは、やはり福島第一の原発事故が、国民全体に対して反原発の意識を持たせたものであったように感じる。

原発運転の是非を問う住民投票の実施をめざし、市民団体が東京電力の株主である東京都などで今年12月から署名集めを始めることになりました。署名集めはこの他関西電力の株主の大阪市や中部電力の浜岡原発がある静岡県で行なわれます。

こんな動きがあったのかと思った次第。
この住民投票は実現してないよね。

事業仕訳と公務員宿舎

政府の事業仕訳で一度凍結と判定されたものの先月から工事が再開された埼玉県朝霞市の公務員宿舎について野田総理は現地を視察し最終判断します。既に30日の記者会見で、中止を含め見直しを検討すると表明しており、また民主党の輿石幹事長も総理は凍結の方向だろうとの見通しを示しています。

3年前のこのころ話題になっていた政府の事業仕訳っていうのは単なる「茶番」だったのか?それとも、まともな政治的施策だったのか?
もし、後者だったとしたら、「官僚」の力が、これをつぶしたのかな?
どうなんだろう?

 


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