Tag Archeve for the ‘科学技術と社会’ Category



LANシステム構築費4.3億円?!

Friday, October 2nd, 2009

消費者庁が現在の山王パークタワーに入居するのに要した入居関連費の内訳が「消費者庁高額家賃:移転でも6億円ムダ 思案の担当相」という毎日のニュース記事にでていた。この内訳のうち、LANシステム構築費が4.3億円となっていた。実に、この費用、入居費用のトータル(13億円)の33%を占める。LANシステムの構築って、こんなに高いのか?

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J.D.バナール著「歴史における科学」を読んでみた

Saturday, August 8th, 2009

以前、このブログで、「ガモフ全集(全12巻)を読んでみた」を書いた。この全集の別巻に「現代物理科学の世界」がある。訳者まえがきで、ガモフのこの本が「社会との関連をぎせいにして、科学そのものの知識と方法の解説に焦点をしぼる」ものであるのに対し、「科学そのものの解説をぎせいにして、社会(産業・経済・政治・思想)との関連に焦点をしぼる」ものとしてバナールの「歴史における科学」がある、と紹介されていた。では、ということで読んでみた。

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新型インフルエンザの拡大をどう考えればいいのだろう

Saturday, May 23rd, 2009

新型インフルエンザの国内での患者発生ということで、薬局の店頭からマスクが無くなってしまったようだ。私のような還暦を越えた人間には、この状態、30数年前のトイレットペーパー騒ぎを思い起こさせる。曖昧な情報で右往左往するのは避けねばならない。どのように対処すべきなのか、国立感染症研究所のサイトを覗くなどして、少し考えてみた。

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風力・向データの欠けた天気図

Tuesday, March 10th, 2009

昨日(3月9日)の夕刊そして今朝の朝刊の天気図に風力・向データ情報のない天気図が掲載されていた。これは、気象情報を民間気象会社や報道機関などに配信する「気象業務支援センター」の計算機のシステム障害のため、この間の気象データを反映できなかったことによるという。こういう障害が発生すると、現代社会の計算機システムへの依存の大きさをあらためて知ることになる。

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電子辞書の「前頭葉機能検査」って意味があるのかな?

Monday, January 12th, 2009

娘の電子辞書(Sharp製Papyrus)に「脳を鍛える大人の計算ドリル」というのがあった。そのなかに、前頭葉機能検査ということで、「カウンティング」と「単語記憶テスト」のふたつのゲーム(?)がある。このゲームで継続的に訓練を続けると、老人のボケ防止になるらしい。「単語記憶テスト」をやってみた。実に、30単語のうち4つの単語しか記憶できないという惨憺たる結果だった。娘がやると、実に、20単語くらい記憶できる。いよいよ老人のボケが始まったかと心配になってしまった。

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