気になったニュース: 教育用に配備したタブレット端末の6割が故障?
April 22, 2024 – 9:59 am今朝の日経(4/22)に、「「セカンドGIGA」へ教訓に 1人1台端末、徳島県で6割故障 家庭での活用課題/更新見据え環境整備を」とタイトルされた記事がでていた。
記事のリード文を以下、転載:
徳島県で県立学校に配備されたタブレット端末の6割が故障し、代替機の調達が間に合わない異例の事態が起きている。児童生徒に1人1台を配備する「GIGAスクール構想」から今年で5年。端末の更新期を迎える「セカンドGIGA」を控えた各自治体にとって、徳島の事例は教訓となりそうだ。
故障は、端末の「バッテリーが膨張するなど」したもので、「学校における保管環境」が問題のようだ。なんでも、学校の充電保管庫のなかに長期間保管されていたものに、こうした故障が発生したという。昨年の夏は猛暑であったのも一因と考えられるようだ。
問題の端末は、中国製で、「最低価格落札方式」による入札で調達したものという。役所の入札にありがちな技術仕様無しの導入といった感じがする。単にスケジュールありきで、管理方式も考えなくて導入するとこういった障害が発生することはあるのではないか、と思った。
スマホなどは、過酷な利用環境を前提に作られているが、情報端末一般に対しては、そのような配慮はないと思う。管理の形を慎重に考えることが必要だろう。