3年前のニュース: 九電玄海原発4号機再稼働へ
November 1, 2014 – 9:15 am3年前の今日(2011年11月1日(火))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
人為的ミスによるトラブルで自動停止した佐賀県玄海町の九州電力玄海原子力発電所4号機について九州電力は昨日数日中にも再稼働させることを明らかにしました。九州電力が提出した原因と対策に関する報告書に対し、原子力安全保安院が内容は概ね妥当と評価したことを受けたもので九州電力によりますとすでに再開準備の作業に入ったということです。
3年前のこの時期には、まだ、再稼働することが可能だったことがわかる。
この時期の国民感情のもとでは、信頼の失墜した原子力安全保安院が了承しても納得できるものではなかったと想像する。
さまざまな議論はあったが、保安院に代わって規制委員会となったことは、再稼働のハードルが高くなったということで、多少の意味があったのかもしれない。
しかし、だ。いよいよ川内原発は再稼働に向けて手続きが進んでいる。結局、保安院も規制委員会も一緒ということになってしまうのかな?
その他の原子力関連ニュース:
政務官が浄化した水を飲む??
福島第一事故に関して昨日行われた政府と東京電力の記者会見で内閣府の園田康弘政務官は5号機と6号機の建屋の地下にたまっていた汚染水を浄化したとされる水を飲みその安全性をアピールしました。園田政務官は水質は海水浴場の基準値にまで浄化されており問題はないと説明しています
なんともわけのわからんニュースだ。
政務官が飲んだから安全? 食品問題などがでるたびに政治家の誰かが飲んだり食べたりする。
こうしたパフォーマンスふたつの問題: ひとつは飲んだり食べたりする政治家が日常的継続的に問題の食品を食べ続けることがないこと。そしてもうひとつは、本当に安全かどうかを知らないことなのではないか。
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