児玉龍彦著 「放射能は取り除ける」を読んでみた
March 19, 2014 – 3:26 pm東日本大地震そして福島第一原発事故の発生から3年が経過した。3年という月日が経過したいまでも、大地震の爪痕は残る。とりわけ原発事故発生により故郷を追われた周辺住民の生活再建に目途が立たないという現実がある。
今、放射能汚染された地域の「除染」をどのように進めるかということが最も大きな課題のひとつとなっている。「除染」により、放射能が大量にまき散らされた福島の地を再び居住可能な地域として再生することができるのか? 難しい課題だ。
近所の公営の図書館で、「放射能は取り除ける‐本当に役立つ除染の科学‐」を見かけた。実に勇ましいタイトルだ。汚染地域の除染は可能と主張しているように思った。さっそく読んでみた。 (続きを読む)