確定申告(平成25年度分)を完了

February 23, 2014 – 9:07 am

平成25年度分の確定申告を2週間前に終えた。今年は、申告作業に加え、所得税の支払いをインターネットバンキング経由で行なった。

e-Taxによる確定申告、今回は8度目となる。昨年も書いたことだが、最初のころのように戸惑うことなくスムーズに作業を行うことができた。

確定申告を終えたところで、気の付いたところをメモしておいた。

e-Taxシステムによる確定申告書の作成: いままで評判のよろしくなかったe-Taxシステムによる確定申告書の作成、今年はかなり改善されたようだ。以下のような印象を受けた:

  • 申告書を作成する部分とそ電子送付の手続き部分の切り分けがはっきりしたように感じた。昨年までは(筆者の記憶では)申告書の作成作業と、電子証明書(公的個人認証サービス)による電子送付に必要なセットアップが入り組み複雑な構成になっていたように思う。
  • データ入力用のユーザーインタフェースが改善され、データの入力が理解しやすくなった。「収入金額・所得金額入力」、「所得控除の入力」、「税額控除・その他の項目の入力」などといった形で、入力データの種類が明確に区別されたことで、随分、分かりやすくなった。

e-Taxによる電子納税: 今回は、所得税を電子納税した。初めての経験で、多少のとまどいもあった。

昨年までは、確定申告することにより源泉徴収された税が還付されていた。確定申告というより還付申告をしたというのが正確だ。昨年の暮れ、65歳を超え、私の主だった収入である公的年金について控除額について変更があり、源泉徴収されなかったためだ。

所得税を電子納税したのは、これがどのような仕組みで行われるものかといった興味もあり、実際に試したというところだ。電子納税の方法・手続きは、e-Taxのサイトに詳しい。

このe-Taxサイトに紹介されている納税手続きのうち、私が従ったのは「インターネットバンキング等による電子納税」の「入力方式による納税手続き」だ。この方式では、ペイジー(Pay-easy)と呼ばれる仕組みを通じて税金を支払うことになる。

電子納税をした感想をひとことでまとめると「不親切なシステム」だなといったところだ。ここでもちいられているペイジーなるサービスは10年前にスタートしたもののようであるが、ユーザーにとって、これを使う利点がよく分からないというのが正直な感想だ。


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