電子メールのアカウントを gmail.comに変更

February 14, 2018 – 2:07 pm

先月いっぱいでOCNとのプロバイダ契約を解除した。これにより、長年、使ってきた連絡用の電子メール(OCNメール)アドレスの使用を停止した。

これに代わる新しい電子メールアドレスには、フリーメールの代表格 gmailを利用することにした。gmailのアカウント自体はすでに取得していたので、今後、このアカウントを連絡用の主たるメールアドレスとして使用する。

自宅サーバ・ドメイン(yamasnet.com)のメールアドレス
gmailの他、自宅サーバ(yamasnet.com)上で運用しているメールサーバも利用しているが、これについては、今後も継続して利用する。このメールサーバ上で発行しているメールアドレスはuser@yamasnet.comという形式のものであるが、これについては従来どおり使用する。

ただ、自宅サーバで運用しているメールサーバは、自宅サーバをメンテナンスなどで停止する時には使用できなくなるので、連絡用の主たるメールアドレスはgmailを利用することにした。

フリーメールサービスの信頼性
gmailに限らずフリーメールはアカウントを容易に取得でき、無料ということで、利用を開始するうえでの敷居は低い。その敷居の低さゆえに、少し前まではフリーメールといえばセキュリティが低く信頼できないものとの誤解されていた。

確かに、ひと昔前は、銀行、お役所などへの連絡用の電子メールとしてはフリーメールを使用することは断られていた。おそらく、フリーメールのセキュリティ上の不安に加えて、メールアドレスと個人を対応付けることができないと考えらえてきたのではと思う。

しかし、今では、gmailに限らず大手のフリーメールサービスのセキュリティは高度になっている。spamのフィルタリングとかフィッシングメールなどに対する対策(SPFとかDKIMなどの認証手続き)、伝送経路での暗号化などによる盗聴防止技術など、ほぼ最高品質のセキュリティ対策が取られているといっても過言ではない。

これに比べ、OCNなどの発行する「プロバイダメール」とかDOCOMOなど携帯電話会社が契約者に発行する「キャリアメール」は貧弱なレベルのセキュリティといっても差し支えない。事実、私が長年つかってきたOCNメールでは、相当数のフィッシングメールが確認されているし、かなりの量のスパムメールを受信せざるを得なかった。OCNメールについては、有料の「迷惑メールブロックサービス」を契約していたが、ほとんど役にたたなかった。

gmailのデータスキャニングに対する危惧
gmailサービスの初期、Webメール画面上に現れる広告には嫌な思いをした記憶がある。これら広告を受信者個々をターゲットとして表示(「パーソナライズ広告」)のために送受信されるメール中身をスキャンするようなこともされていた。

gmailにはよく知られているように、フリーメイルすなわち無償版のほか、G_Suiteと呼ばれる有償サービスでのサービスも行われていた。有償サービスについては、メールの中身をスキャンするような措置はとらえていなかった。

無償のgmailについても、昨年(2017年)の6月23日以降、従来から懸念されtげいたメールの中身のデータスキャにングを終了することになった(この措置を報じたGMAILのブログ)。gmailの使用によりプライバシーが侵害されるという危惧も解消されたように思える。

因みに、無償サービスを有償のG_Suiteに変更することも可能と思われる。料金自体もユーザあたり月額600円と、堅固なメールサービスにしては低価格である。考えてもいいのでは、と思う。

  


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