先発医薬品(長期収載品)の選定療養費??
February 7, 2025 – 5:53 pm今朝、薬局で受け取った調剤明細書の一部(薬剤料)のコピーが以下:
ここに、「選定療養」という区分名があり、その項目名として「長期収載品の選定療養に係る患者負担額」とあり、これに対応する(保険)点数がカッコつきで(88)と書かれ、その横の備考の部分には968円と記載されている。
これは一体なになのか、調べてみると、先発医薬品を後発品(ジェネリック)があるのに選択した場合の特別な料金を指すというのがわかった。どうも、昨年10月から導入された仕組みだという。厚生労働省のH.P.の「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」に詳しく説明されている。
上述の調剤明細書の(保険)点数88というのは、先発医薬品と対応するジェネリックの薬代の差の4分の1に相当している。これに10をかけて消費税分として10%を加算するとちょうど備考欄の968円となっている。この968円については、保険の対象になっておらず、10割負担というになっている。