肥満度の高い糖尿病患者にSGLT2阻害薬は効果高い!

February 16, 2025 – 5:17 pm

日経電子版(2/16 5:00配信)に「糖尿病薬、肥満度高いほど腎臓への効果高く 東大分析」と題する記事がでていた。

このニュース、私にとってはとても良いニュースと思ったのでメモしておいた。

日経記事のリード文を以下に転載:

東京大学の金子英弘特任准教授らは、2型糖尿病の治療薬の一種「SGLT2阻害薬」は肥満度の高い人ほど腎臓の機能悪化を抑える効果が高いことを突き止めた。2型糖尿病の薬は多くの種類があり患者によって使い分ける。研究成果は医師が治療薬を選ぶ際の参考になる。


まず、「SGLT2阻害薬」とは

SGLT2阻害薬は2014年に国内で初めて承認された薬で、尿中に糖を出やすくして血糖値を下げる。体重を減らす効果や腎臓や心臓の病気を防ぐ効果もある。

と紹介されている。

実は、私、2型糖尿病患者で、2015年の4月に10日間の入院治療を受けたことがある。そのあたりのことは、本ブログの「糖尿病と診断され6か月が経過」に書いている。この時の治療としては、インスリン注射をし、個人的に血糖値の測定キットを購入などをしながら、食事療法をすることにより、なんとか凌いでいた。

その後、4年前に血液検査の結果から、再び治療を必要すべしということで、ジャディアンスという薬が処方され、一日一回服用している。このジャディアンスという薬はここでいう「SGLT2阻害薬」の一種。なんとか、この薬のおかげで血糖値もそれなりの値に収まっている。

2014年時点で、国内で初めて承認されたということなのだが、2015年の入院時点では処方されていなかった。その後も薬の存在もしらなかったのだが、5年前の入院で、糖尿病治療が必要ということ処方してもらえたもの。

糖尿病ということになると、気になるのが腎臓の障害、私の場合でも、血液データをみると要注意ということになっている。さらに、ちょっと肥満気味(肥満度I、BMI:27.3)となっている。

この日経のニュース、わたしにとってはとても有難い。医学の進歩はすごいと感謝。


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