高額療養費の上限額が大幅に上がるんだって!?

February 3, 2025 – 5:19 pm

病院通いの頻度が多くなっている高齢者にとっては、わが国の健康保険制度は最後の命綱だ。なかでも、医療費の月あたりの負担の上限を定めている高額療養費制度はなくてはならない制度だ。

この高額療養費制度の見直しが検討されている。この見直し案が厚生労働省のH.P.に示されている。この資料、第129回社会保障審議会医療保険部会(令和7年1月23日開催)の資料2としてだされているもので、「高額療養費の見直しについて」として公表されている。

この資料によると、我が家の負担はかなり大きくなる。まだ、審議のさなかで最終決定ではないというものの、おそらくこの内容で高額療養費の上限が上がることになることは間違いない。

この資料によると、2025年8月以降、手を変え品を変えという感じでどんどん自己負担額が上がることが示されている。冒頭に揚げられている見直し案について、以下転載する:

私の場合どのようになるかを見ると、現行18,000円が来年(2026年)8月以降になると、28,000円になるようだ。上限額が5割程度引き上げになってしまう。

国民健康保険制度の財政事情が悪いのは理解しているつもりだ。ただ、ひとたび長期の療養を必要とすることになると個人の努力ではとても対応できなくなる。高額療養費制度は最後の砦、セーフティネットだ。

国民健康保険制度を維持するのに、高額療養費制度の見直しより、全員窓口3割負担にするのが筋ではないかと思う。


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