今年は桜を満喫

April 20, 2012 – 3:31 pm

3月末からほぼ2週間、東京で過ごした。4月の第一週までは、つぼみだった東京の桜は、第二週を迎えると、突如、満開となり、私達を楽しませてくれた。写真は、東京での桜見物のひとつ、小金井公園の桜の風景だ。

今年の桜見物と、その感想を書き留めておいた。

小金井公園の桜: 冒頭の写真は、小金井公園で撮影したものだ。パンフレットによると、この公園には総数で1400本もの桜が植えられているという。本数もすごいのであるが、桜の1本1本が、それなりの樹齢で大きい。

この写真でみることができるように、桜の木の下に入ると、まるで桜の花で包まれているような感覚におそわれる。私にとっては、はじめての感覚だ。

本当にすばらしい。

私が見物にでかけたときは、桜の規模に比べ見物客の数は、比較的、少なかったように思う。ウィークデイであったといこともあるが、この公園への交通アクセスがあまり良くないということが反映しているのかもしれない。

この公園、幸運にも、我が東京宅から2キロ程度の位置にある。近所に住むものにとっては、交通アクセスの悪さも有利に働き、楽しむことができた次第。

国立の桜並木: 国立駅前からの一本道の両側が桜並木になっている。かなりの距離、本数だ。この道の両側は一ツ橋大学のキャンパスだったりするところだ。

桜の木の樹齢はそれなりで、一本一本が立派で見ごたえもある。

この桜並木が満開のときに出かけた。実に美しかった。車で通りぬけるだけでも楽しめた。

千鳥が淵の桜: 桜の咲くシーズンになると、必ずテレビで中継されるのが、千鳥が淵の桜だ。野次馬根性丸出しで、一度はこの目でながめておきたいといことで、都内に出かけたついでに立ち寄ってみた。

確かに美しい。しかし、それにも増して見物客の数が異常だ。車ででかけたということもあり、駐車場をさがすのも大変だ、といことで早々と退散。

次回は、電車ででかけてお堀の周りに咲く桜をゆっくりと眺めてみたいものだ。

茨城・常陸太田市 瑞竜小学校の桜: 東京の桜が散り始めた頃、茨城の我が家に帰った。東京の桜を楽しんだのに続いて、茨城の桜も楽しませてもらった。

いろいろ見物した桜のうち、常陸太田市の瑞竜小学校の桜が興味深かった。

この桜、今年の3月の末に廃校となった瑞竜小学校の校庭の真ん中に、1本だけ鎮座している。我々がでかける2,3日前に、あの「AKB48」がプロモーションビデオ製作のためにでかけてきた、と聞いた。

ソメイヨシノであるのだが、巨木で、なかなか美しい姿をしている。

樹に取り付けられたパネルを見ると、ソメイヨシノで樹齢、約80年、幹周り3.5m、高さ15mと記されている。

ソメイヨシノの寿命は、確か、80年程度と聞いたことがある。ということこは、この桜、「終末期」に達しているはずだ。ところが、我々が見物に出かけたときに満開となっており、実に美しい花を付けていた。「姥桜」なんて言葉があるのだが、つけている花は実に美しい。大切に管理されると、平均寿命を超えて、いつまでも生きながらえるのか?なんて思ってしまった。

静かに見たい桜: 自宅から2キロくらいのところに町立の公園がある。この公園もの桜も、なかなか立派だ。ほぼ毎年、見学にでかけるのであるが、いつも思うことにスピーカーからながれる「音楽」、なんとかならないか、と思うこと。

公園に備え付けのスピーカーから「桜の・・・」なんて歌が繰り返し流されている。
静かに見物させてくれればいいのになんて思うのは贅沢なのかな?

ともあれ、今年は、本当に、桜を満喫することができた。
昨年は、大震災もあり、ゆったりと桜見物もできなかったことを考えると、ありがたいことだ。


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