我が家のSONY VAIO PCV-L310/BPが復活!

February 16, 2009 – 2:26 pm

長い間、VAIO PCV-L310/BPが故障したまま放り投げてあった。このパソコン、10年も前に購入したものだ。購入時点の価格、およそ25万円だったと記憶している。今考えるとかなり高額なものだ。これをなんとか動かしてやろうと検討していたが、今日になってやっと復活させることができた。故障していたのはキーボード、キーボードのなかが断線寸前になったようで不安定で使い物にならなくなっていたのだ。キーボードの故障ごときで使用できなくなっているのは癪にさわっていたが、なにぶんVAIO特有の仕様のため、ここ1年間、修理しないままになっていた。

どのように「修理」した?: 結論からいえば、単にPS/2->USB変換用ケーブルを買ってきて、USB経由でマウスとキーボードを使うようにしただけで動作できるようになった。USB経由でマウスとキーボードが認識できるかどうか、若干、不安もあったが、問題なく動作してくれた。修理というほどおおげさな話ではないかな?

このVAIO、PC本体にはPS2ポートが一つしかなく、マウスはキーボード経由でつながる設計になっていた。見かけは良いのだが、ひとたび故障すると、修理には高額のキーボード(きっと6万円くらいすると思う)を購入するしか手がないという悲惨な状況だ。

近所のPC-DEPOTの修理センターで、「部品なんとかならない?」と相談してみたが、「特別仕様ですので無理ですね。それって、古いパソコンでしょ。」なんて返答。途方にくれ、店内をうろうろしていると、USBひとつにマウスとキーボードが、両方、同時に接続できるという「すぐれもの」をみつけた。この製品、SANWAサプライ社製USB-CVPS2というものだ。購入価格は1,470円(定価は2310円)だった。(Amazonで調べたら1,014円で売っていた。パーツひとつでも、ネットで調べて買い物はすべきだったと後悔してしまったのだが・・・)。とにかく、これで問題解決。安くついた。

旧式のパソコン何に使う?: このパソコンを復活させようとしたのにはわけがある。年初めに今年の課題をあげたが、そのひとつにサーバー上のデータをバックアップする仕組みを作らねばならないことをあげていた(「新しい年を迎え、少し考えてみた」参照)。データ・バックアップ用に、このVAIOを使うことを考えたのだ。1週間に一度程度データをコピーしておけば、我がサーバシステムが消滅してしまうというような悲惨な状況はなんとか避けることができると考えた。

いま動作しているPCサーバーがなんらかの原因でダウンするようなことがあったとき、急場を凌ぐ形でこのVAIOをバックアップシステムとして使うことができる。冗長性を飛躍的(?)に高めることができる。Fail-Safeという備えだ。このVAIO、計算機のスペックとしては非力な感じがするが、Webサーバーとして機能させるには十分だ。

早速、CentOS5を乗せてテストしてみた。問題なく動く。ついでにFirefox3をインストールし、動作を確認してみた。とっても快調だ。Windows-XPでIE-7を動かそうとしても、殆ど使い物にならなかった、このVAIO、CentOS+Firefox3では、十分、機能する。中古パソコンの復活はLinuxに限るといったところだな。


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  2. Oct 13, 2009: パソコンの寿命 | Yama's Memorandum

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