新しい年を迎え、少し考えてみた

January 1, 2009 – 4:33 pm

人並みに新しい年を迎えることができた。
毎年のことだが、町内会(私の住んでいるところでは常会というらしい)の新年会(空地で焚き火を囲んで挨拶する程度の会)に参加。そして、我が家に届いた年賀状を読み、お雑煮を食べて、今年のスタートを切った。ブログについても、今年最初のブログ記事を書くことにする。今年、何をやるべきなのか、少し考えてみた。

金融危機と我が家の生活: 昨年の暮れは、なんといっても、世界的な金融危機が大きな問題だった。今年も、この問題、さらに深刻になりそうな気配だ。我が家の生活とこの危機、いまのところ直接的な関係はない。むしろ、物価が下がることで、年金生活者としては、歓迎する側面もなくはない。昨年半ば頃には、ガソリン値上げなど物価高騰を心配したが、年末には、逆に、ガソリン価格が100円を切るなどデフレの兆候も現れてきた。限られた年金収入で生活をする我がほうにとっては、金融危機によるデフレ傾向、有利に働くと考えられなくはない。

とはいっても、このまま不況に突入すれば、預金金利の低下、株価の低迷など、我が家にも多少の影響はある。世の中全体が元気を失ってしまうというのは困りものだ。暗い気分というのは伝染する。これはかなり重要なことだ。元気な気分を持ち続けるというのは大切だ。

このブログの行く末: このブログ、開始してから約一年半が経過した。これを読んでくれる読者数もそんなにはないが、我ながら、よく続いているものと思う(最近、少し記事を書くのが少なくなってきたのだが・・・・)。ブログを書き始めた頃、新聞のコラムに「ブログというのは、『嘆きの壁』に祈りを捧げるようなもの」で意味がない旨の話がでていた。誰も読まない記事を書いても意味がないということだろう。

実際に始めてみると、こんなブログでも、結構、読んでくれる人がいる。年末で読者数が急減しているが、通常のウイークデーで、1日あたり60~80のユニークアクセスがるようになってきた。大部分が、グーグルの検索でヒットした記事を少し覗いて見るという程度だと思うのだが、私のつたない経験談でも、多少の役にたつと思ってくれる人がいるような気がする。とはいうものの、情報の洪水のなか、私のブログが「情報ノイズ」となって迷惑をかけるようなことになっては良くない。できるだけ、役にたつ記事を書けるよう努力をせねばというところだろう。

読者(数)を意識して書くというのとは別に、私にとっては、このブログが備忘録として役立っている。誰かが読むかもしれないと意識して書くと、後々、自分にとって役にたつ形になっている。いままで通り、特段のテーマを定めることなく、気づいたことを書き留めておくというスタイルでも、それなりに役立つに違いない。

自宅サーバーの構築: このブログ、我が家に設置しているLinuxサーバーから発信されている。サーバーの稼働状況、極めて良好。特別な問題もなく、1年超にわたって稼動し続けている。当初、予想した以上にうまく稼動しているといったところだ。とはいうものの、問題がなくはない。

問題の第一は、バックアップの仕組みがないということ。このサーバーマシンが動作しなくなった瞬間、このブログを含めてデータの全てが無くなってしまう。これはシステム上、致命的な欠陥だと思う。対策として、新たにPCを購入し、RAID仕様のサーバーを構築することも必要なのかもしれない。そこまで頑張らなくても、いま使っていない(故障してほうりなげてある)中古PCを修理し、定期的にデータのバックアップをこれにすることを考えるというのも一案だ。今年、最も重要な課題かもしれない。

第二の問題。電源対策だ。現状では、何も対策を施していない。昨年、知人のPCが落雷の影響で壊れてしまったという話を聞いたことがある。我が家のサーバー関連機器、こうした事態に向けてなんの備えもない。万一、障害が発生したら壊滅的な影響となる。UPSの導入など、転ばぬ先の杖が必須だと思う。

サーバー関連技術をビジネスまで高めることはできるか?: 退職以来2年間にわたって、Webプログラミングを中心に最近の動向を学んできた。化石状態にあった我が計算機に関する知識・技術レベルも、この2年間で、なんとか世の中の動きを理解できるところまできたような感じがする。ここで学んできた計算機技術、小遣い稼ぎ程度のビジネスに活用できないか?今年は、Webプログラミングの技術を磨くのにあわせて、そのあたりの可能性について考えてみよう。ま、殆ど初夢だな。

ビジネス化に向けて何が必要?と考えると、第一に営業。即ち、顧客開発ということになるが、そう簡単な話ではない。そこでやれることといえば、自分が面白い、楽しめると思うWebアプリを開発、ネット上で公開、なんらかのオファーを待つということになるだろう。気長に取り組めばよい。

面白い、楽しめるWebアプリを作るには、今後、何を学ぶ必要があるのか?思いつくのは、Ajaxあたりかな?この技術、凄い。自在に扱えるようになれば結構面白いシステムを作ることが可能ではないかと思う。しかし、少し敷居は高いな!

小遣い稼ぎで最も身近なものとしては、例のアフィリエートというやつ。特に、アマゾンの小売りをやるというのがいいのかもしれない。しかし、アフィリエートというしろもの、Googleとかアマゾンにとってはいい方法かもしれないが、宣伝を張る側にとっては、あまりメリットがない。相当、工夫をしないと、サーバーの電気代にもならない。貴重な計算機資源をGoogle、アマゾンに提供するだけというのも癪にさわるな。

少しまじめな話題としては、科学教育問題を中心に、情報発信をすることは意味があるのではないかと感じている。この種の話題をブログ記事にしても、読者数の増加はあまり期待できない。固すぎる。しかし、自分自身にとっては、まじめにものを考えてみるということは、かなり意味があることなのではないか。

我が娘、今、高校1年生だ。大学受験を2年後に控えている。受験に向けて子供の家庭教師もどきをやっていることもあり、今の高校生が学んでいる物理、化学の内容をみる機会が結構ある。正直、惨憺たる気分になる。教科書の内容、「理科ばなれ」を惹き起こすのは当たり前なのではと思う内容なのだ。

ということで、今年の私の主要課題のひとつに科学教育のありかたを真剣に考えてみるというのはかなり意味があるのかもしれない。娘の受験対策にも役にたつのではないかと思う。

今年始めてのブログ、だらだら書いてしまった。このあたりにしよう。


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