再び、PCのシャットダウンそして再起動

April 26, 2011 – 12:19 pm

半年前、「突然PC(OS:Windows-7)がシャットダウンそして再起動」なるエントリーを書いた。数日前、再び、同じPCに同様な障害が発生した。今回は、前回より深刻。いろいろ検討の結果、電源に問題があるように結論づけた。電源を容量の大きなものに交換したところ、今のところ、問題なく動作している。顛末をメモしておいた。


障害の発生と症状: 前回のエントリを読み直してみると、障害の原因は結局分からずしまいということになっている。今回も、前回同様、PC上で作業中に、突然PCがシャットダウンした。すぐ再起動するが、まもなくシャットダウンしてしまう。そのくりかえしだ。前回は、再起動するとしばらくは(3~4時間は)動作していたが、今回はすぐシャットダウンしてしまう。

不思議なことに、PCを停止して時間を置いて立ち上げようとすると、多少の間は動作するが、1時間程度経過すると、同様な症状が発生する。動作が不安定なこうした障害はやっかいだ。

HDを他のマシン上に移動: ともかくやりかけの作業を済まさねばということで、応急処置として、HDをOS込みで他のマシンにそっくり移設してみた。移設先のマシンと障害が発生したものとは、CPUの違い(Core i5とCore i7)と電源の容量が異なる(500Wと650W)こと。マザーボード、メモリ、グラフィックは同一のものだ。

OS込みでHDを移動したところ、何の問題もなく動作した。ただ、マシンが異なることから、多少、手続きが必要だったと記憶している(このあたりは記録していないので何をやったか憶えていない)。

次に、CentOSをテスト用に乗せているHDを障害の発生したPC上に組み込み、立ち上げを試みた。やはり、Windows7のときと同じ症状が発生する。これで、障害は、ハード上の問題ということに落ち着く。

障害の原因を探索: 障害の原因を探索するというのは結構難しい。特に、動いたり動かなかったりするようなときには大変だ。

まず疑ったのは、結線というかソケットの接続部のゆるみ、はずれがあるのでは、ということだ。一月前の大地震の揺れにより、どこかに緩みが生じているのではないかと考えた。事実、手持ちのPCのうち1台は、地震後、これが原因で動作しなくなっていた。マザーボード上の接続部を点検し、立ち上げを試みるが症状は改善しない。

こうなると、電源、マザーボード、CPU、のいずれかが問題ということになる。いずれも、私にとっては、高価な部品である。

Web上でPCの障害について書いている記事を探してみた。「症状でわかる!故障原因の特定」なる記事をみつけた。これを参考に検討した結果、症状からいって、「電源」が故障原因である可能性が高いとの結論に達した。

電源の購入と交換: 障害の発生したPCで使っていた電源は、「玄人志向」のKRPW-V500Wだった。購入したのは、昨年の2月(スペックはココ)で、すでに保証期間の1年を過ぎている。この電源、容量が500Wで、Core i5を動作させるには非力だったのかもしれない。

近所のパソコンショップにでかけて、同じく「玄人志向」のKRPW-V2-650Wを購入、組み込んでみた。「見事に」問題は解決した。1日かけて、それなりの負荷がかけながら動作させても、何の問題も発生しない。

どうも、使用していた電源の容量が小さく、1年間、使用している間にへたって、不安定になってしまったのかもしれない。PCを組み立てる場合は、電源はけちってはいけないというのが、今回の教訓と考えた。

最後に、「症状でわかる!故障原因の特定」なる記事を提供してくれたサイトPC-Squrareに感謝。

この記事、お勧めだ。


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