2021年を迎えて ー思いつくままー
January 1, 2021 – 12:00 am新しい年2021年を迎えた。
今年も、新年最初のエントリーということで、過ぎ去った年を振り返るとともに、新しい年に向けての思いを書き留めておくことにした。
新年の所信といった大袈裟なものでないが、この時期なにを考えていたかを思い出す手がかりでも残しておけたらいいなというところだ。
昨年は、「八方塞がり」の年だった: 昨年は6回目の年男で良い年になるとの思いでスタートしたが、私の厄年「八方塞がり」の年でもあった。
一年を振り返ってみると、実に、この「八方塞がり」というのがピタリとあてはまる年であった。
いろいろ想像もしないことがおきた。
ひとつは、15年前に罹患し、治療した「悪性リンパ腫」が、6月初めに再燃したこと。大体、リンパ腫に限らず、がんという病気は、10年以上再発することなく経過すると、ほぼ完治と考えてよいと考えていたので、この再燃という事態には大変驚いた。
この年の後半は、抗がん剤治療が中心の生活となった。
世の中全体では、なんといっても、新型コロナウィルスの蔓延。厄介なことに、このウィルスへの対応、人と人との接触を避けることが重要というもので、社会の在り方を基本から考え直させるものになった。
私にとっても、社会全般にとっても、文字通りの「八方塞がり」の年であったように思う。
新しい年は、この「塞がり」状態に風穴を開けたいものだ。
今年は「想定外を楽しむ年」に:
10年前の東日本大震災を経験したときに、自分が生きている間に、一生のうちに一度、経験することがあるかどうかわからないよいな経験をしたという思いだった。
この大震災を乗り越えたことで、平穏な日々を過ごせるのではないかと考えた。
しかし、だ。
今回の新型コロナウィルスの蔓延、東日本大震災を超えるような想定外の災禍だ。今後も、このコロナ騒ぎを超えるような事態が起きても不思議ではない。
今後は、想定外の事態、事件にいかに対処するかを常に考えておくことが重要になるだろう。なかなか、大変な時代に突入する予感がする。
こういう時代を生きるのに重要なことは、危機に対しての「準備」「備え」ということも大切ではあるが、それにも増して、「想定外を楽しむ」くらいの気概を持つことが大切ではないか、と思うところだ。
例年どおりの「思いつくまま」、今年は、文章を書く勉強をしなければ・・・。